きらら通信 

寒ぶりと寒大根

2013年01月21日

 20日から、いよいよ大寒に入りました。これからが冬本番ですが、昨日、今日と穏やかな天気が続いていて、雪に覆われた田んぼに陽が当たってとってもいい景色です。

 昨日は、能登町の冬のイベント「寒ブリまつり」がありました。

 昨年に引き続き、私は農業委員会の餅つきに参加しました。もち米90kgを二つのウスでつきます。ものすごい量のお餅が次々とできあがります。そして、大盛況でお客様に寄付をいただき、ふるまわれました。

 

 

 驚いたことは、農業委員会のおじさま達のなんとパワフルなこと。杵の音も力強く、そしてテンポ良く、全員で力を合わせての作業は、寒さを感じることなく楽しい時間でした。

 お餅は、午前中でもう品切れとなりましたので、私は、そこから当目集会場へと車を走らせました。

 第2回目の「当目の夢を語る会」があったのです。

 この会は、地元当目で自分たちの夢を好きなように語る会です。お茶とお菓子とビールも少し…初めにTPPについて解説されたビデオを見て、それからそれぞれの想いを語ります。

 

 その中でも、以前はどこの家でも作られていた保存食「寒大根」が話題になりました。寒中に外で1か月くらい大根を干し、その後、軒下につるしておきます。食べる時は、水にもどして煮て食べますが、大根の自然の甘みが凝縮され、とてもおいしいそうです。

 残念ながら、私は食べた記憶があいまいで、子供の頃に食べていたのでしょうが、味の記憶が無いのです。

 そしたら、実際に作って食べてみようということになり、作ってくれる方がいて3月の会合には、「寒大根」試食会が行われることになりました。楽しみです。もうひとつ、スペシャルな大根も登場するそうなので、さらに楽しみは増します。どんな大根かは、実際に食べた時に報告しますね。

 こうして、地元の人たちで語りあう中から地域の良さ、語り伝えたいこと等、再発見することがたくさんあると思います。

 山にあるヒサカキを利用する案もあったり、それぞれにいろいろな夢があります。それが、不思議と地域の自然と結びついているのです。やはり、私達にとって、この豊かな自然は大切な財産だと改めて思いました。

これから、語られる夢が楽しみになりますね。

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