きらら通信 

紅花

2010年07月06日

先日、版画家の鈴木さん宅へおじゃまして、大切に育てた紅花を見せていただきました。
紅花の路地栽培は、能登では、たいへんめずらしいと思います。鈴木さんは、山形から種を取り寄せて栽培されています。

   

 

 

七尾湾が見える畑一面に咲いた紅花には、感動しました。


 

緑色のつぼみから、黄色い花が少しずつのぞいて、満開になると赤くなります。

   

「とげあり」と「とげなし」がありますが、染料になるのは、「とげあり」の方だそうです。
とげはチクチクしますが、そのたたずまいは毅然として動じることなく、大地に根ざしています。こちらもシャキッとしなければと思います。

花束にすると、これがまたかわいいのです。

   


家にも会社にもしっかり生けさせてもらいました。
鈴木さんは、花も野菜も一つ一つとても大切に育てていらっしゃいます。そして、それを買ってくださるお客様も一人一人を大切に思い、七尾一本杉通りの朝市など、必ず顔の見える販売方法をされています。
以前お話した時に、「お客様に安心して食べられる商品を提供すること、それが農家のプライドです」と言われたのを私も絶対に忘れないで農業を続けようと思っています。



7月に入り、ブルーベリーの収穫作業が始まり、あわただしい日々ですが、玄関の紅花を見て、がんばろうと思う私です。


 

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット