きらら通信
待つことの楽しみ
2010年06月08日
昨年、ブルーベリ園にかまどとピザ釜をつくりました。
ピザの焼き方は全く知らなかったのに、かまどとピザ釜が欲しかったんです。
なぜかと言うと、滋賀県に住む友人の車に乗せてもらって琵琶湖畔を走っていた時、友人が「今は食べたい物がすぐ手に入り、待つことの楽しみが無いよね。」と言いました。
それまで気が付かなかったけど、確かに田舎にもコンビニがあるし、スーパーでは何でも売っているし、ドライブスルーみたいに車に乗ったままほんの少しの待ち時間で食べ物が手に入ります。
「待つことの楽しみ」には、だんだん縁遠い生活になっていますよね。
そこで、かまどでご飯を炊いたり、ピザを手作りして焼いたりしたら、きっと出来上がりを待つ楽しみがあるんじゃないかと思ったわけです。
そして、お客様といっしょにピザを焼いてみると、
焼き上がりはどうなるのか、子ども達は特に気になるし、待ち遠しくて釜の前でカウントダウンを始めます。自分が手がけたピザの味はもちろん格別です。
「待つことの楽しみ」は一応大成功だと思います。
以上がかまどとピザ釜ができたきっかけの話です。
さて、全くピザの焼き方を知らなかった私は、おかげさまで友達のまた友達の方に焼き方を教えていただくことができました。出来栄えは、プロとは言えませんが、手作りはやっぱりおいしいです。ただ、生地の仕上がりも焼き加減もその日によって違うので、毎回ドキドキしています(汗)
皆さん、ぜひ一緒にピザを焼きにおいでください。おいしいですよ~。