きらら通信
雪の晴れ間
2011年01月10日
新しい年が明け、新年のご挨拶もしないままに、もう成人の日10日になりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
能登町当目は、能登町の中でも1,2を争うであろう山間部にあります。ゆえに降る雪の量も多く、今朝も除雪作業から始まりました。現在の田んぼの積雪は、畔の形がうっすらと見えるので、15センチくらいでしょうか。例年より少ない気がします。
こちらでは雪がたくさん降り、気温がマイナスにならないと田んぼの虫よけにならないと言われています。道路も凍結して車の運転もこわいし、寒いのは苦手ですが、お米のことを考えてガマンガマンです。
今年も農薬を全く使わずに、おいしいお米を作ります。「カメムシ」や「ひえ」があっても、それに負けない収穫ができるように対策をとろうと思っています。
農業は天候に大きく左右され、一年一年新たな課題がでてきます。確かにたいへんではありますが、一年一年学ぶことが多く、常に自然を感じて生活することには大きな喜びがあります。
降り続く雪の合間に一瞬ですが、晴れ間がありました。この青空は北陸では本当にありがたいです。ほっと一息ですね。春になったら、あれをしよう、これをしようと思いながら春を待つのも楽しいものです。