きらら通信
自然と共に
2011年07月28日
自然と共に
長い間、更新が滞っていた間に稲は順調に伸びています。
今は、田んぼの「溝きり」を行っています。水を干すことによって、根が水を求め、どんどん張るので、よりしっかりした苗になり、倒伏しにくくなります。
さらに、田に水を溜めないで、かけ流す通水を行います。
私たちの「山田」は、山から直接水が流れてきていますが、水量が豊富で真夏でも水がきれることがありません。先日、田んぼへ見学にいらっしゃった他地区の農家さんから、この通水について、「なんてぜいたくな」と羨ましがられました。
きれいな水が豊富にあるということは、おいしいお米を作る絶対条件です。これも、自然の恵み、感謝ですね。
さて、例年ならば今はブルーベリーの収穫最中で、一年で一番忙しい時期なのですが、今年は、大雪でたくさんの枝が折れてしまい、収穫量が例年の半分にも満たない状態です。
私たちのブルーベリーを楽しみに待っていてくださる皆さまには、たいへん申し訳なく、お詫びの電話やメールをさせていただきました。
自然には、勝てないとつくづく思います。
春先は、本当に悲しい気持ちでしたが、今は枝が折れた木に、新しい枝がたくさんでてきているのを見て、自然界のエネルギーを感じます。来年は、この枝にきっとブルーベリーがたくさん実ることと思います。
今年こそ、雪囲いをしっかりして冬を迎えたいと思います。