きらら通信
世界農業遺産
2011年06月28日
梅雨入りしてから、一週間ほどですが、ほとんど毎日雨です。
今日、わずかの晴れ間に「山田」に行ってみました。苗は順調に成長しています。
除草機による除草だけで、ヒエなどの雑草もほとんど生えていません。カメムシ対策に畦の草刈もしました。すっきりです。
先日、能登半島が「世界農業遺産」に登録されました。
「千枚田」に代表される棚田や揚げ浜式塩田等が評価されたそうです。
私たちも谷間の棚田でお米作りをしています。ここの棚田の風景は、空が青いと見ているだけで、幸せな気持ちになれるところです。
緑豊かな山に囲まれ、土の一本道、夏でも枯れることのない小川があります。そして、電線がないので、見上げる空がとても広いのです。
この風景は、ずっと残したいと思います。細長く、深い谷間に小川に沿って続く棚田は、機械も無いはるか昔に、人の手で作られてものと思います。そして、今まで大切に守られ、私たちにたくさんの恵みを与えてくれ続けてきました。
いつまでも、この風景が守られるために、農薬も化学肥料も使わない農業を続けて行こうと改めて思いました。
さて、登録つながりです。
「山田のいちばん星」が商標登録されました。
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