きらら通信
草とり
2012年06月22日
梅雨入りしてから、雨があまり降らず空梅雨かなと思われる日が続いています。
会社の池の端にある花菖蒲がもう少しで咲きそうです。
そんな季節になったのねと思っていたら、田んぼに草がたくさん生えてきて、たいへんなことになっていました。
20日から3日間、社員総出11人で田んぼに入り、草取りをしました。もちろん、私も2日間入りましたよ。
草取りは、一番過酷な作業です。中腰でずっと、両手で草をとり、土中に埋めていくのですから。すぐに、腰が痛くなります。田んぼの中は、歩くだけでもたいへんなので、足も太ももの裏あたりが痛くなります。
最初は、元気に冗談を言いながら、作業をしているのですが、そのうち、だんだん口数が少なくなり、夕方頃には、もう最後の力を振り絞ってという感じです。
こんな過酷な作業を全員でしてくれる社員には、本当に感謝です。
草をとった後は、すっきりきれいになりました。
さて、田んぼに入ってみて気付いたこと。田んぼの土が全然違いました。
農薬や化学肥料を使わずに栽培して4年目の「山田」では、土がトロトロでソフトクリームみたいな感じです。草も少ししか生えていません。
3年目の田んぼは、昨年暗渠排水工事をして土が下から裏返されていますが、それでも、粘り気のある土です。草はかなり生えていました。
最後に、昨年まで慣行栽培で作っていた田んぼは、土がザラザラしていて、手を入れると痛いくらいです。草は、量も多かったけど、何より、しっかりと根を張って生えていました。
この土の違いは、実際に田んぼに入らないとわからなかったと思います。
今年から作る田んぼも、1年1年土が変わってくるはずです。みんなで力を合わせてがんばりましょう。