きらら通信
駒寄米
2012年08月22日
お盆が過ぎると、例年なら少しづつ涼しくなるはずなのですが、今年の残暑は厳しいです。
風通しが良くて夜は涼しいのが自慢の我が家でも、昨夜はめずらしくエアコン付けました。全く付けない年もあるくらいなのに、今年はもう、10回近く付けています。(きっと…)
雨も全然降らないので、今日はついにブルーベリーに水やり作業です。
田んぼは、おかげさまで山からの水は枯れることなく流れてきています。ありがたいですね。
一昨日、版画家の鈴木さんが来てくださいました。
新しいお米シールの打ち合わせです。駒寄農場のお米は、今年から一部50アール分だけJAS有機認定の米として販売します。また、合わせて新しく耕作した特別栽培米も販売しますので、新しいシールを作ってもらうことをお願いしました。
お米の名前は、「山田のいちばん星*駒寄米」です。どんなシールができるか楽しみです。
鈴木さんは、学生時代に民俗学を研究されていたそうで、今日はこの地域に伝わる「猿鬼伝説」ゆかりの地をめぐってみました。
実は、「駒寄」という名前もこの伝説に由来しています。
はるか昔、猿のような顔をした鬼がこの地を荒らして人々を困らせていました。この鬼をみごと退治した神様が馬をつないだところから「駒寄」という名前が付けられたそうです。
私達の住む地域を駒寄地区と呼びます。なので、駒寄地区でとれたお米は「駒寄米」なのです。
「駒寄米」は順調に穂が出て、少しうつむき加減になっています。いい感じです。
ひとつだけ問題は、その稲穂のとなりに大きなヒエがすくすく伸びていることです。来週は、いよいよ鎌を持って田んぼに入ろうと思います。ヒエの種が落ちるまでに刈りとって田んぼの外へ出すのです。
ヒエ刈り応援隊大募集中です。