きらら通信 

農地パトロール

2012年11月17日

 久しぶりに良く晴れた日になりました。外に出ても暖かく、絶好のお出かけ日和です。

 と言うわけで、農業委員の任務の一つ「農地パトロール」に行ってきました。

  航空写真と公図を照らし合わせながら、目的の農地を探し、現状が農地なのか遊休農地なのか、保全の状態を確認して報告します。

 

 

 私の担当する当目地区は、農地面積が多く広範囲に広がっています。高齢化が進み、空き家になってしまった家もたくさんあります。

 

 しかしながら、農地をまわって見ると、予想以上に奥深い谷間の棚田でも耕作されていて感動でした。

 

 私達が耕作している「北谷内」の棚田よりもっと傾斜が急で細い坂道をあがっていくと、10数枚の棚田があります。水は、山から自然に流れてくる栄養豊富な天然の水です。ここなら、きっとおいしいお米ができるだろうと思います。

       

 区画整理が進み、大規模な農業法人が大型の機械で作業することがだんだん多くなっていく中、こうした棚田を守っていくことの意味をもう一度考えてみる必要があります。

 農家が求めているのは、戸別補償や農地集積プランでしょうか?イノシシの被害を恐れながらも自分の土地を守り続けて行くことは、たいへんなことです。

 早く、里山から里地、そして海へとつながる再生への道ができることを願います。

 

 おまけですが、途中にあるお寺のつつじと紅葉のコントラストがとてもきれいだったので、一枚。

 

 

 そして、私達の「山田」は冬水田んぼとして、山からの清流が流れ込んでいました。まわりの山も紅葉が最終シーズンとなりましたが、やっぱり天気がいいと景色は最高です。

        

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