きらら通信
種もみ漬け開始
2013年03月26日
桜の開花が始まり、テレビではお花見の様子が映っていますが、能登町当目はまだ、山の陰に雪が見えます。それでも、日中はずいぶん暖かくなり、いよいよ春到来という感じです。
19日、ついに種もみを塩水選し、冷水に漬けました。これから約一カ月間、冷水に漬けておきます。
種もみは、自家採取したもので大事に保管していたものです。
さあっ!今年の米作りが始まりました。今年もおいしいお米を作りますよ!
さて、はりきって農作業にとりかかる前に穴水町で行われた農業の勉強会に参加してきました。
講師は、トマト作りの名人で知られる西出隆一氏です。西出さんは、地元穴水町の方ですが、全国からたくさんの人が学びに来るくらい農業について研究し、実践していらっしゃる方です。
主に土づくりについて話されました。小規模で高品質、高収量、高価格の農産物を生産するという農家にとっては、とても心揺さぶられるエキサイティングな話でした。
これを実現するためには、土壌診断を行い、不足する要素を補い、バランスのとれた土づくりをしていく必要があります。この土づくりが基本となるので、コストはかかりますが大切なことです。
ちょうど、駒寄農場でも土壌分析の結果が届いたところです。なんと、タイムリーなんでしょう。
結果をみると、「腐植も十分あるし、おおむね良好な土づくりをしていますね。」と農林総合事務所の担当の方から言われ、化学肥料に頼らず、農薬も使わず続けてきたおかげかなと思います。
土のことは、まだまだもっと勉強していかなくてはと思います。理科が苦手でも、農家としては、土作りが農業の第一歩なので(今まで、けっこうおろそかにしていて反省しています)がんばります。
最後に、お米オーナーさん募集中です!
自然いっぱいの「山田」でいっしょに汗を流して、収穫の喜びを共感しましょう!