きらら通信
ヒエ刈り
2013年09月05日
8月があっという間に過ぎていき(夏って、どうしていつも早いんだろう?)、秋らしくなってきました。
稲穂もどんどん大きく重たそうになってきました。
稲刈りシーズンに入る前に、大事な仕事、恒例の「ヒエ刈り」を先月末から始めています。
今年は、ヒエの多い田んぼと少ない田んぼがあります。やっぱり、水管理の違いでしょうか?
オーナーさんと田植えをした「山田」でも、7月まではほとんどヒエが見えなかったのに、8月に中干しをした途端、ヒエがグングン生えてきました。
伸びすぎたヒエが稲まで倒し、おまけに毎日降る雨でさらに倒伏してしまいました。倒れた稲をかき分けて、ヒエだけを刈取ります。かなり重労働で腰が痛くなってくるのですが、刈りとった後は、気分爽快です。
除草剤を使えば、ヒエ刈りなんてしなくていい作業なのですが、除草剤無しの私達、この地道な作業は農家ならではの作業だと思います。
うつむいての作業なので、背中がとても暑いのですが、上野さん考案のお茶入りペットボトルをリュックに入れて担いでいると、背中がひんやりします。
そして、一休みの時間には、そばを流れる用水に長靴をつけていると、山からくる水は冷たくて気持ちいいのです。「足湯みたいだね。」といいながら、お茶を飲んでいると、そのうち、冷たくなってきて足をあげなくてはいけなくなります。
きつい作業の合間に癒してくれる天然の水。青い空。がんばろうと思います!