きらら通信 

「生き物と共生する田んぼづくり」セミナー

2014年03月13日

 3月12日、ついに春一番が吹きました。

 8日の朝は15センチくらいの積雪があり、除雪作業をしましたが、着実に春に向かっています。

 種もみを浸ける作業の準備もそろそろ始めなければと思う頃ですが、奥能登行政センターで、石川県主催の「生き物と共生する田んぼづくり」セミナーがありました。

 講師には、滋賀県高島市から「たかしま有機農法研究会」の若い農家さんが地域での取組について話してくださいました。

 活動に参加する10軒の農家のうち、6人が20代~30代の若者という何ともうらやましい話。

で も、最初はお父さん達が立ち上げた研究会で、その様子を見ながら、若い息子さん達が興味を持って参加するようになったそうです。

 

 

 

 私達も50代、60代のメンバーですが、頑張って土台作りをしていこうと思いました。

 「たかしま有機農法研究会」の取組は、技術的にもたくさん研究されていて素晴らしいのですが、特に生き物との共生に力を入れていて、魚道や亀のためのスロープなど農家自身が何度も試行錯誤を繰り返しながら、工夫をしていることです。

 そして、田んぼを稲をつくるための場だけではなく、地域の子供たちをはじめ、人々の学習、交流の場としています。また、米の流通に加えて、特産品や新商品を開発し、販売を通じて流通事業者や消費者との交流を進めています。

 駒寄農場でも、生き物いっぱいの米作りを実践してきましたが、残念ながら地域での広がりはまだまだこれからです。

 15日に「夢を語る会」の会合がありますが、これからの米作りがより具体化されていくことと思います。

 セミナーには、たくさんの参加者がありましたが、こういったセミナーに参加するたびに顔見知りが増えていきます。何気なくかわす会話も楽しくて、もっともっとたくさんの人とつながっていけるといいなと思います。

 

お知らせ

今年度のお米オーナー募集を開始しました。

お申込みのFAXが届くたびに、今年も皆さんと一緒に米作りができることに感謝です。

お申込みお待ちしています。

 

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