きらら通信
援農隊あぐりとイノシシ鍋
2014年10月16日
豪雪地帯の能登にはイノシシは棲めない。それが常識でした。
でも、ここ2,3年のうちにあっちこっちでイノシシの目撃情報が聞かれるようになりました。
そして、山の近くの田んぼや畑では時々イノシシが出没し、穴だらけにするようになりました。
そのあげく、イノシシの親子連れが道路を横断していたとか、車が通っても逃げないとか言われるようになりました。
私たちの「山田」も例外ではなく、大きな被害こそ無かったものの、オーナーさんと稲刈りが終わるまでは、毎日ヒヤヒヤしていました。一度、田んぼに現れたこともあって、人の姿を見てあわてて山の方へ逃げて行ったらしいです。
さて、そんな中当目地区でも、ほとんどの田んぼで稲刈りが終わりました。
地域で米のブランド化をめざす「夢を語る会」では、石川県立大学の学生援農隊あぐりの皆さんと販売方法について意見交換会をおこないました。ホームページの開設やパンフレットについて学生側から的確なアドバイスをもらいました。
その後、廃校になった小学校の体育館を改装したお米の乾燥処理施設でイノシシ鍋とバーベキューで交流会です。ついに出ましたイノシシ肉!
と、ここまできて準備中の写真しかないのは、私が急用で途中抜けてしまったからです。きっと、おいしかったことと思います。(私にはまだイノシシを食す覚悟ができていませんが、いつの日か味わうことがあるのでしょうか?)
山里の環境も変わりつつあります。農業も変わりつつあります。幸いにも、当目地区では自分たちの手で地域農業を守って行こうという人たちがいて、それに協力してくれる人たちもいます。
がんばりましょう!!