きらら通信 

2010年5月14日

2010年05月14日

桜桃とノトキリシマ

あふれそうなくらいの若葉が里山に映えて、すごくきれいです。眺めているだけで、自然のエネルギーってすごいと思います。一番いい季節です。                             それなのに今年は、なぜかいつまでも寒いですね。我が家は、まだ、こたつもストーブも出したまま。

そんな中で、我が家でもがんばっているのが、こちら。

 

 サクランボの仲間「暖地桜桃」です。緑色のちいさい実がいっぱいついています。実るのがとても楽しみなのですが、実は、昨年も赤くなったら、全部鳥に食べられてしまい、まだ誰もその味を知りません。今年こそ…と思うのですが…

 

以前インディアンは、苗を植える時必ず3本の苗を植え、1本は鳥のため、もう1本は虫のため、最後の1本は、自分のために植えるという話を聞いたことがあります。自然の中で他の生き物と共存して生きる。すてきな考え方だなと思いました。私たちの米作りもこうありたいと思うのですが、現実は、どうでしょうね?

 

明日はいよいよ、山田でオーナーさんと田植え作業です。自然の恵みをたくさんもらっておいしいお米を作るのですから、少しは鳥や虫に分けてもいいでしょう と思います。

 

 

 

 こちらは、能登の春の代名詞「ノトキリシマツツジ」です。5年くらい前に植えたのですが、ほったらかしでちょっとやせているのですが、今年もうれしいことにちゃんと咲いてくれました。この燃えるような赤!!すごくエネルギッシュです。能登では、あちらこちらの庭先で咲いています。樹齢100年以上の古木を持っていらっしゃる方もいます。すごいですね。ノトキリシマは、長い間そのお宅の歴史を見てきたんですね。

 

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