きらら通信
カメムシ
2010年09月29日
稲刈り作業が終わり、もみすり作業も終わり玄米になりました。そして、出来栄えを見ると、なんとカメムシにやられた米がチラホラ混じっています。
農薬を一切使わず育てているので、虫の害は覚悟はしているのですが、昨年はあまり被害がなかったのでちょっとびっくりです。カメムシはもともとは、畔などの草むらの中に棲んでいるそうです。稲穂ができて、おいしくなった頃にお米の汁を吸いにやってくるのです。そして、カメムシに吸われた米には、写真のように黒い斑点が残ります。
農薬は使いたくないので、畔の草刈をまめにすることが必要になります。生物多様性を考えると草にも役割があるので、草刈は悩むところです。虫や草と共存できる農業が目標です。現実は厳しいけれど、がんばりましょう。
さて、カメムシにやられた米はどうしようかと思ったのですが、幸いなことに超高性能の選別機を持っている生産組合の方がいらっしゃって、おかげさまできれいに選別してもらいました。