はじめましてっ!「山田のいちばん星」です。2009年から販売させていただいています。  農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
あきちゃんの栽培日記

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きらら通信 :223
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2011年02月15日

おかげさまで、「山田のいちばん星」は年間予約のお客様を除き、すべて完売となりました。

皆さま ありがとうございます。今年は耕作面積を増やす予定です。

そして、今年の米作りの準備がそろそろ始っています。

今年は苗作りから取り組んでいきます。種もみは、昨年のもみを保存してあります。苗作りは、初めてなので有機栽培のマニュアルを読みながら、谷口さんと打ち合わせ中です。

2月になると、春がもうすぐという感じがしますね。お米オーナー募集も準備中です。今年は、耕作放棄地を復元した畑で、蕎麦を栽培します。お米の収穫祭でオーナーさんと蕎麦打ちができたらいいなと思っています。ホームページでもオーナーさん募集をしますので、みなさん、ぜひご参加くださいね。

写真は、まだまだ雪の残る田んぼです。

    これでも、大分減りました。

2011年01月28日

27日に能加家(のうかのいえ)の会合がありました。

能加家とは、輪島市の㈲河原農産さんが中心となってオープンした「直売所併設型ネットショップ」です。奥能登の農産物を中心に情報発信並びに販売をしてくださっています。

12月に私も参加させてもらった金沢市のスーパーどんたく西南部店での米量り売りイベントを運営してくださったり、農家のネットワーク作りにも中心となっています。

今まで、お米を作っていても、どうやって販売してよいのかわからず、いろいろな所に行って相談にのってもらいました。それも、もちろん参考にさせてもらったのですが、やはり、農家のみなさんと直接話ができるのが一番です。

そして、商品を販売するにしても、一人で情報発信していたのでは、限界もあります。奥能登には、今まで、農家をまとめてくれるところがなかったので、能加家の存在は本当にありがたいです。

駒寄農場もさっそく、能加家に参加させてもらって、他の農家のみなさんからいっぱい学んでいきたいと思っています。

 そして、うれしいことに「山田のいちばん星」が商品化されました。他の農家さんとのお米300グラム詰め合わせセットで商品名は「能登のいちゃけな三人娘セット」です。「いちゃけな」とは、方言でかわいいという意味です。一袋に2合入りのお米なのでホントかわいいです。ネットショップでまもなく発売になります。

能加家のHPはこちらから(http://www.noukanoie.jp/)

ぜひ、見てくださいね。よろしくお願いします。

2011年01月21日

  今年は、雪が積もらないと思っていたら、16日の朝、一夜にして50センチも雪が積もりました。それから、毎日のように降り続き、今では、かるく1メートルくらい積もっています。

 そして、寒いです。この間北向きにあるお風呂の水道が凍りました。翌日になっても水が出ないので、業者さんに来てもらいました。

 

  こんな寒い中、茅ヶ崎からお米オーナーの方が中島町の鈴木さんのもとへ訪ねてこられたので、私もお会いすることができました。おみやげにいただいたのは、「江の島 タコせんべい」すごくおいしいです。バリバリ食べてしまいました。

 

  初めて人に会うのは、ちょっとドキドキ そしてワクワクします。とてもやさしい方で会えてうれしくなりました。家庭菜園で野菜を作っていて、農作業がとても楽しいそうです。茅ヶ崎は、雪が降らないので、冬も畑で作業ができるそうです。うらやましいですね。雪が無いから道路もスイスイ走れるでしょうね。                 

 

 でもね、そのかわり、こちらでは、たまにあたる日差しがすごくありがたく感じられます。窓の外は真っ白だけど、生け花の梅のつぼみが少しずつふくらんできていて花開く日も近いのかなと心待ちにしています。

  春になったら、あれこれいろんな事をしたいなと計画をたてながら、春の訪れを待ちます。待つことの楽しみがあるからこそ、喜びも大きくなるのかなとおもいます。

冬来りなば、春遠からじ です。

 

2011年01月10日

 

新しい年が明け、新年のご挨拶もしないままに、もう成人の日10日になりました。

   今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  能登町当目は、能登町の中でも1,2を争うであろう山間部にあります。ゆえに降る雪の量も多く、今朝も除雪作業から始まりました。現在の田んぼの積雪は、畔の形がうっすらと見えるので、15センチくらいでしょうか。例年より少ない気がします。

 

 こちらでは雪がたくさん降り、気温がマイナスにならないと田んぼの虫よけにならないと言われています。道路も凍結して車の運転もこわいし、寒いのは苦手ですが、お米のことを考えてガマンガマンです。

今年も農薬を全く使わずに、おいしいお米を作ります。「カメムシ」や「ひえ」があっても、それに負けない収穫ができるように対策をとろうと思っています。

 

 農業は天候に大きく左右され、一年一年新たな課題がでてきます。確かにたいへんではありますが、一年一年学ぶことが多く、常に自然を感じて生活することには大きな喜びがあります。

 

 

  降り続く雪の合間に一瞬ですが、晴れ間がありました。この青空は北陸では本当にありがたいです。ほっと一息ですね。春になったら、あれをしよう、これをしようと思いながら春を待つのも楽しいものです。

2010年12月27日

 2010年も残り後わずかとなってまいりました。本年中はご愛顧いただき誠にありがとうございました。駒寄農場は来年も、安心安全なお米を皆様にお届けできるように努力しますので、何卒宜しくお願いいたします。

さて、駒寄農場は

 平成22年12月29日~平成23年1月4日まで

                    お休みを頂きます。

 ご注文の方は受付しております。確認メール等・発送の手配は平成23年1月5日以降となりますのであらかじめご了承下さい。

 こちらではクリスマス・イブの24日から雪模様となりました。今現在も降ったり止んだりの繰り返しです。皆様のところはいかがでしょうか?良いお年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いいたします。

2010年12月20日

12月18日、19日に金沢市「どんたく西南部店」でおこなわれた「奥能登ブランド米量り売りに参加しました。

初めての対面販売です。1合枡で山もり100円で販売します。

 ちょっとドキドキしますが、試食用の小さなおにぎりを食べてもらうと、お客さんの反応は上々。おいしいと言ってもらうとすごくうれしい。みなさん「甘みとねばりがあるね」と言ってくれました。

 

 また、「柳田村で作ったお米です」というと「そりゃあ おいしいやろね」と言ってくれます。柳田村のイメージはおいしい米につながることを再確認しました。

 生産者と消費者が直接話をして販売するのは、買う方も安心して買えるし、売る方もこだわりの商品を直接アピールできるので、とても理想的。そして、何といっても楽しいんです。お客様とのやりとりが。

 今回参加した農家は9軒です。みなさんこだわりの米作りをされています。そして、自分だけでなく、他の人のお米もみんな一緒に販売のお手伝いをしています。同じ農家なので、連帯感があるんですね。

おかげさまで、持って行ったお米は完売してしまい、とても楽しい2日間でした。

2010年12月06日

あっという間に師走になりました。昨日、今日と12月とは思えない良いお天気です。北陸では、「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらい雨や雪が多いので、晴れの日は本当にありがたく、冬支度をするには大助かりです。 昨日は我が家のキーウィフルーツを収穫しました。見てください。こんなにたわわに実っているんです。剪定をしてもらったおかげでしょうか、大きいのがたくさん、感動です!採っても採ってもまだまだあります。コンテナ2個分収穫したのであとは、ご近所の方におすそ分けで残しておきましょう。
こちらは、我が家の物置玄関です。沢庵用の大根を干しました。となりは玉ねぎ(保存用)です。大根は普通のよりちょっと細めで、しばらく干してから、おばあちゃんが恒例の沢庵に漬けこみます。この時期は、いろいろな漬け物を作ってくれます。白菜、ひの菜かぶ、高菜、柚子などなど昔ながらの保存食です。それぞれの家庭で味も違いますが、手作りはやっぱりおいしいです。

さて、田んぼも冬支度です。堆肥をまいて、トラクターで耕してあります。このままの状態で春を待ちます。3月になったら、「早期たんすい」で水をはる予定です。 冬支度をしながら、早くも春が待ち遠しい一日でした。

2010年11月22日

19日、20日の2日間、北河内地区でブルーベリーの苗木を植える作業をしました。 今回は108本植え、来春100本植える予定です。

 

  この畑は、もとはパイロット事業で栗を栽培していたところですが、数年前から耕作放棄地となっていました。山の頂上付近で、向こうの山を眺めるととても良い景色です。晴れた日には、遠く立山連邦が見えます。

 

 

 

 この畑は、朝早くから日が当たります。景色と日当たりの良さに感動し、ここだったらきっとおいしいブルーベリーが採れるだろうと勝手に思い込み、耕作放棄地を復元しました。 19日は、1日鍬をふるいチップの中に浅い穴をあけたのですが、翌日はもう筋肉痛でたいへんでした。(運動不足のせいかも?)でも、自分の手で直接大地(チップですが)に穴をあけるというのは、感慨深いものがあります。これぞ農業です。

 

  20日は、ブルーベリーの苗をいよいよ植え付けです。水をたっぷりふくませたピートモスに植えていきます。 自分の手で植えたブルーベリーたちには格別の想いがあり、これからどんなふうに成長していくのか、どんな実をつけてくれるのか、すごく楽しみです。

 

 

 

ブルーベリーと共に、私たちの農場が成長できるように、筋肉痛にも負けずがんばろうと思うのです。

 

2010年11月03日

 11月に入り、まわりの山々もだんだん色づいてきました。車を運転する楽しみが増えましたね。 紅葉とともに、風も冷たくなってきています。こんな季節にぴったりのもの作ってみました。

 

里芋ごはんです。材料は、里芋、ニンジン、高菜漬けです。レシピは、スーパーのチラシにありました。これが、おいしいんです。味付けは、少量の塩と醤油とみりんです。

 里芋といえば、カレーに里芋を入れてもおいしいですよ。里芋のねっとりにカレールーがからんでいい感じになります。ぜひ、お試しください。

 

 

 さて、我が家のまわりは、庭師さんにきれいに雪づりしてもらいました。

    ドウダンツツジも赤くなってきています。

 私も今日は、ブルーベリーの剪定作業です。寒さに負けず、がんばりま~す。

2010年10月27日

 昨日から、急に寒くなりましたね。能登町当目では、今朝8時くらいにアラレがふりました。びっくりです。もう、冬が来た?と思いましたが、お昼前くらいから、陽がさしてきて暖かくなってきました。

 そこで、午後からはブルーベリーの剪定作業に行きました。ブルーベリー園の近くの山では、紅葉が始まっています。ブルーベリーの葉っぱも赤くなったのもあります。まもなく雪囲い作業も始まります。

 さて、お米のオーナー様やお買い上げいただいた皆さまから、「山田のいちばん星がとてもおいしい」とのお声をたくさんいただきました。もう、うれしいかぎりです。来年は、よりいっそうおいしいお米が採れるように勉強しようと思います。そして、「カメムシ」にも負けないお米を作りますよ。

  写真は伊豆に住むお客様が送ってくださった無農薬、有機肥料のレモンです。枝付きレモンは初めてで、感激です。さっそく紅茶に入れたり、蜂蜜に漬けたり、料理にももちろん使いました。

 

 

 

 すごくいい香りです。農薬を使わずに栽培するのは、とてもたいへんなんだろうなと思います。また、こうして頑張っている農家さんもいらっしゃるということは、とても心強いですね。わたしも頑張りますよ。

 

  「山田のいちばん星」はおかげさまで完売となりました。ありがとうございます。ただいま販売中なのは、「山田のいちばん星 駒寄米」という名前で、同じように農薬も化学肥料も使わずに栽培しました。ちがうところは、山の中の田んぼではなく、駒寄という地区(ちょっとした小さな平野です)で採れたお米ということです。こちらも、もちろんおいしいですよ。

2010年09月29日

 稲刈り作業が終わり、もみすり作業も終わり玄米になりました。そして、出来栄えを見ると、なんとカメムシにやられた米がチラホラ混じっています。

 農薬を一切使わず育てているので、虫の害は覚悟はしているのですが、昨年はあまり被害がなかったのでちょっとびっくりです。カメムシはもともとは、畔などの草むらの中に棲んでいるそうです。稲穂ができて、おいしくなった頃にお米の汁を吸いにやってくるのです。そして、カメムシに吸われた米には、写真のように黒い斑点が残ります。

     

 

農薬は使いたくないので、畔の草刈をまめにすることが必要になります。生物多様性を考えると草にも役割があるので、草刈は悩むところです。虫や草と共存できる農業が目標です。現実は厳しいけれど、がんばりましょう。

 さて、カメムシにやられた米はどうしようかと思ったのですが、幸いなことに超高性能の選別機を持っている生産組合の方がいらっしゃって、おかげさまできれいに選別してもらいました。

2010年09月06日

 5日(日) 朝5時半に家を出て、友達と七尾へ向かいました。

 目的地は、一本杉通りで朝6時50分から開かれる朝市です。この朝市には、版画家の鈴木さんが参加されています。

 着いてみると、たくさんの人でにぎわっていて、地元産の野菜や漬物、佃煮、手作りパンなどいろんな商品が並んでいます。

  

 

 頭にバンダナをまいた鈴木さんを見つけました。バンダナがよく似合っていますね。「写真撮っていいですか?」と聞いたところ、「いいオトコに撮ってね」と返されました。どうすればいい?

 

 漬物用のウリやとうがらし、らっきょう等などたくさんの種類が並んでいます。その中で、私が買ったのは、このお花「ムラサキルーシャン パイナップルサングリア」といいます。初めて聞く名前ですが、アザミに似た花がさくそうです。今はまだつぼみなので、咲くのが楽しみです。

 

 他に、中島町名産の中島菜の漬物とゴーヤの佃煮も買いました。

 こうやってお客さんと直接、話ながら販売するのっていいですよね。野菜の調理方法とかも情報交換できるし、お客さんが何を求めているかもよくわかるし、何より、とても楽しそうです。

 

 能登でもあちらこちらで、地元産の野菜を売る販売所を見かけるようになりました。地域の活性化にもつながっていると思います。

 

 

 さて、私達のお米「山田のいちばん星」も23日に稲刈りをすることに決めました。稲穂はどんどん黄金色に近づいていっています。どうか稲刈りまで、大きな雨や風がふきませんように。

2010年08月31日

 相変わらず厳しい残暑が続いています。例年なら、こちらではお盆を過ぎると秋風が吹いているはずなのですが、今年は暑い 暑い。

 さて、暑さの中、2回目のヒエとり作業中です。前回取り残した分を総勢6名で刈っています。私も参加しました。

   

 慣れてくるとヒエと稲の株の違いがわかってきて、株もとから刈り取ることができます。ヒエの株はとても立派に成長していました。 ここは、山田ではなく、区画整理をしたばかりの田んぼなのでヒエは生えやすいそうなのですが、それにしても、多すぎます。 深水管理にするとヒエは細くなり、中干しした時に枯れてしまいます。

 来年は、水管理を徹底しようと思います。 それでも稲は順調に成長していて、緑から、黄色になってきました。まもなく黄金色になり、収穫時期を迎えます。

   

2010年08月23日

 当ショップページにお越しいただきありがとうございます。

 只今、商品が品切れとなっております。誠に申し訳ございません。

 新米の季節までもう暫くお待ちいただきますよう、宜しくお願いいたします。

2010年08月18日

版画家の鈴木さんが、「山田のいちばん星」のステッカーの原画となる版画を持ってきてくださいました。

鈴木さんの心温まる作品にふれ、農業への想いをお聞きするうちに、ステッカーは絶対に鈴木さんに作っていただこうと心に決めました。でも、引き受けていただけるものかどうか心配しながら、お話したところ、こころよく承諾してくださったのが、昨年の夏だったと思います。
それから、何度か私達の山田に足を運んでいただき、米作りの話もたくさん聞いてもらいました。また、鈴木さんが野菜などを宅配で送っていらっしゃる「能登ふるさと便」でお米のオーナー制を紹介してくださったりとたいへんお世話になりました。

鈴木さんが約一年をかけて、じっくり作ってくださった版画作品には、鈴木さんの想いと私達の想いが両方ともギュッと込められていると思います。本当にすばらしい作品をありがとうございました。

田んぼの稲は、穂がずいぶん伸びて豊かな実りを予感させています。
収穫が待ち遠しいです。

2010年08月11日

厳しい暑さが続いています。雨もほとんど降らず、水不足も心配されますが、おかげさまで私たちの田んぼは、上流にあるので水は少し細くなりましたが、切れる心配はありません。

長い間、更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
ブルーベリーを500本栽培しているので、その出荷に追われていました。
ブルーベリーは、予想以上に暑さに強く、果実の状態はたいへん良好でした。
お米も今年は、豊作のようですね。

今年、初めて作った田んぼで「ヒエ」が大量に生えてきてしまい、ついに「ヒエ刈り」をしてもらいました。稲の間に生えた「ヒエ」を刈るので、なかなか大変な作業です。

   


猛暑の中、太陽に背中を向けての作業なので、背中がとても暑いのです。そこで、凍らせたペットボトルを背中に背負って作業をしています。これが効果バツグンだそうです。
知恵ですね~。

 

稲は、そろそろ穂が出かかっています。いよいよお米になります。
来年はこの「ヒエ」がこれほど、伸びないうちに何とか対処できるようにしたいと思います。

2010年07月06日

先日、版画家の鈴木さん宅へおじゃまして、大切に育てた紅花を見せていただきました。
紅花の路地栽培は、能登では、たいへんめずらしいと思います。鈴木さんは、山形から種を取り寄せて栽培されています。

   

 

 

七尾湾が見える畑一面に咲いた紅花には、感動しました。


 

緑色のつぼみから、黄色い花が少しずつのぞいて、満開になると赤くなります。

   

「とげあり」と「とげなし」がありますが、染料になるのは、「とげあり」の方だそうです。
とげはチクチクしますが、そのたたずまいは毅然として動じることなく、大地に根ざしています。こちらもシャキッとしなければと思います。

花束にすると、これがまたかわいいのです。

   


家にも会社にもしっかり生けさせてもらいました。
鈴木さんは、花も野菜も一つ一つとても大切に育てていらっしゃいます。そして、それを買ってくださるお客様も一人一人を大切に思い、七尾一本杉通りの朝市など、必ず顔の見える販売方法をされています。
以前お話した時に、「お客様に安心して食べられる商品を提供すること、それが農家のプライドです」と言われたのを私も絶対に忘れないで農業を続けようと思っています。



7月に入り、ブルーベリーの収穫作業が始まり、あわただしい日々ですが、玄関の紅花を見て、がんばろうと思う私です。


 

2010年06月08日

昨年、ブルーベリ園にかまどとピザ釜をつくりました。

 


ピザの焼き方は全く知らなかったのに、かまどとピザ釜が欲しかったんです。

 

なぜかと言うと、滋賀県に住む友人の車に乗せてもらって琵琶湖畔を走っていた時、友人が「今は食べたい物がすぐ手に入り、待つことの楽しみが無いよね。」と言いました。
それまで気が付かなかったけど、確かに田舎にもコンビニがあるし、スーパーでは何でも売っているし、ドライブスルーみたいに車に乗ったままほんの少しの待ち時間で食べ物が手に入ります。

「待つことの楽しみ」には、だんだん縁遠い生活になっていますよね。
そこで、かまどでご飯を炊いたり、ピザを手作りして焼いたりしたら、きっと出来上がりを待つ楽しみがあるんじゃないかと思ったわけです。

 

 

そして、お客様といっしょにピザを焼いてみると、
焼き上がりはどうなるのか、子ども達は特に気になるし、待ち遠しくて釜の前でカウントダウンを始めます。自分が手がけたピザの味はもちろん格別です。
「待つことの楽しみ」は一応大成功だと思います。

以上がかまどとピザ釜ができたきっかけの話です。
さて、全くピザの焼き方を知らなかった私は、おかげさまで友達のまた友達の方に焼き方を教えていただくことができました。出来栄えは、プロとは言えませんが、手作りはやっぱりおいしいです。ただ、生地の仕上がりも焼き加減もその日によって違うので、毎回ドキドキしています(汗)

皆さん、ぜひ一緒にピザを焼きにおいでください。おいしいですよ~。

2010年05月31日

田植え花

久しぶりに日差しがもどり、さわやかなお天気になりました。今年は、天候が不順で、農家としては作物の生育に影響が出ないか心配なところです。昨日、山田へ行ってみたところ、2週間前に植えた苗は元気に育っていました。ちょっと伸びました。

 

田んぼのまわりでは、ウツギの花があちらこちらで満開です。

   

だんだん濃くなってきた緑の中で鮮やかなピンク色が映えています。この花は、地元では、「田植え花」と呼ばれています。昔はちょうどこの花が咲く今頃に田植えをしたのでしょう。ビニールハウスが無かった頃は、田んぼの中で、苗を作っていたので、苗の成長にも時間がかかったのでしょうね。

 

田んぼの土手には、フキがたくさん生えています。

 

今はちょうど皆さんフキとりの時季で、我が家でも採りました。細いフキは、きゃらぶきにし、太いフキはゆでて、漬けておいて保存食です。後で煮て食べると、おいしいのです。お祭りやお正月の煮物にはかかせない田舎のごちそうです。

最後に、以前紹介しました我が家のさくらんぼ「暖地桜桃」です。だんだん色がついてきました。今年こそ、味見できますように。

 

2010年05月17日

オーナーさんの田植え作業

当初の予定を変更し、15日午後、オーナーさんと応援団の皆さんの協力で田植え作業をしました。青い空の下で、みんなでする田植え作業はとてもにぎやかでした。                        

 

 

   

思わず、子どもの頃の田植えを思い出しました。あの頃、田植えというと親戚のおばちゃん達が泊りがけで来てくれ、近所の人と一緒に田んぼで一列に並んで手で植えていく作業でそれはそれは、にぎやかでした。子ども達は、畔端で苗を投げたりとお手伝いをしながら、田んぼのまわりで遊んでいたものです。

そして、10時と3時には、「たばこ」と言われる休憩があり、おはぎやほうばめし(きな粉ごはんをホウの葉でくるんだもの)などがおやつとして振舞われ、これがすごく楽しみでした。

あの頃は、田植え機も無く、苗も田んぼの中で油紙をかぶせて育てていました。作業はたいへんだっただろうけれど、田んぼでの人と人との交流があり、協力が不可欠でした。そして、時間が今よりずっとゆっくりとながれていたように思います。今でも、田んぼは大切な交流の場ではあるのですが、人の声より、機械の音が響き、時間との闘いです。

「農」の喜びは、今も変わらずあります。楽しそうに田植えをするオーナーさんと田んぼのまわりの山や川を駆け回る子ども達の姿にそう感じました。もう一度自分の心に問いかけてみようと思います。そして、喜びと感謝でおいしいお米を作りましょう。

 

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