はじめましてっ!「山田のいちばん星」です。2009年から販売させていただいています。  農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
あきちゃんの栽培日記

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きらら通信 :223
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2012年06月22日

 梅雨入りしてから、雨があまり降らず空梅雨かなと思われる日が続いています。

 

 会社の池の端にある花菖蒲がもう少しで咲きそうです。

 

 

 そんな季節になったのねと思っていたら、田んぼに草がたくさん生えてきて、たいへんなことになっていました。

  

 20日から3日間、社員総出11人で田んぼに入り、草取りをしました。もちろん、私も2日間入りましたよ。

 草取りは、一番過酷な作業です。中腰でずっと、両手で草をとり、土中に埋めていくのですから。すぐに、腰が痛くなります。田んぼの中は、歩くだけでもたいへんなので、足も太ももの裏あたりが痛くなります。

  

 最初は、元気に冗談を言いながら、作業をしているのですが、そのうち、だんだん口数が少なくなり、夕方頃には、もう最後の力を振り絞ってという感じです。

 こんな過酷な作業を全員でしてくれる社員には、本当に感謝です。

 草をとった後は、すっきりきれいになりました。

   

 さて、田んぼに入ってみて気付いたこと。田んぼの土が全然違いました。

 農薬や化学肥料を使わずに栽培して4年目の「山田」では、土がトロトロでソフトクリームみたいな感じです。草も少ししか生えていません。

 3年目の田んぼは、昨年暗渠排水工事をして土が下から裏返されていますが、それでも、粘り気のある土です。草はかなり生えていました。

 最後に、昨年まで慣行栽培で作っていた田んぼは、土がザラザラしていて、手を入れると痛いくらいです。草は、量も多かったけど、何より、しっかりと根を張って生えていました。

 この土の違いは、実際に田んぼに入らないとわからなかったと思います。

 今年から作る田んぼも、1年1年土が変わってくるはずです。みんなで力を合わせてがんばりましょう。

 

2012年06月15日

 先月27日に、田植えをして以来長い間、その後の情報を載せてなくてすみませんでした。

 不覚にも、長引く夏風邪をひいてしまい、田んぼまで足を運ぶ元気がでませんでした(年のせいかな?)

 苗は、おかげさまで順調に育っています。田植えの時に、植える位置がしっかり分からず「カン」で植えた苗もちゃんと並んで育っています。

   

 ちょっと、びっくりしたのは、田んぼの水がほんの少ししか溜まってないのです。本来なら、今の時期は、草が生えるのを予防するために、深水管理をしているはずなのですが。

 畦を歩いてみると、まわりの「江」に一か所大きな穴が空いて、水がザアーザアー漏れていました。これが原因だったんですね。急いで、埋めてもらいました。

 こちらでは、田んぼの様子を見に行くことを「田まわりする」と言います。何も作業が無くても、ともかく田んぼに足を運ぶのです。そして、苗の育ち具合や田んぼ全体の様子を見ます。

 

畦の草が生えなくなるくらい田んぼに通わないとダメだそうです。私たちは、まだまだですね。

さて、畦から田んぼをのぞいて見ると、「マルタニシ」がたくさんいました。農薬も除草剤も使わなくなって4年目です。オタマジャクシに続いて、マルタニシも増えています。うれしいですね。

 

 

 

2012年06月04日

 お米のラベルをデザインしてくださった版画家の鈴木さんご夫妻と一緒に鉢伏山のブナの森に行きました。

 案内してくれたのは、もちろん、「㈱ぶなの森」のエコツアーガイド山﨑さんです。

                           

 鈴木さんは、野鳥に関心が深くて、版画の題材にもされているので、私は以前からこうして森に行ける日を楽しみにしていました。

 

 森の中に入ると、不思議、不思議。空気が全く違って別の世界にいるような気持ちになります。まわりから聞こえるのは、鳥の声と私達がブナの落ち葉を踏む音だけ。

 

  ブナは、4,5年に一回だけ種をつけるそうです。そして、今年はその年にあたり、小さなブナの芽がたくさん出ていました。

 

 

 森の中で、シートを敷いて寝転がると、見上げた先には、ブナの伸びた枝とたくさんの葉がかすかに揺れていて、それを見ているだけで幸せ気分です。眠るように言われたんだけど、もったいなくてずっと、葉っぱをすかしてかすかに見える空を見ていました。

 森の中は、不思議がいっぱいで、人の心もときほぐしてくれます。話題は、つきません。

                              

 鈴木さんは茅ヶ崎から、山崎さんは埼玉から、それぞれ能登が好きで移住してこられました。お二人の話を聞いていると、私はいつも、忘れていた能登のすばらしさを思い起こさせてもらいます。それと同時に、「能登はやさしや土までも」という言葉を現実のものにしていかなくてはいけないなと思います。

 

まだまだ豊かな自然に恵まれた生活に感謝の森歩きでした。

最後に、田植え後の苗は順調に育っています。次回写真載せますね。

 

2012年05月28日

 暑いくらいの好天に恵まれ、オーナーさん参加の田植え作業が行われました。

 今年の参加は、三家族10人で、大人5人、子供5人、私達駒寄農場からは4人と総勢14人です。

 最年少は3才からと、とてもにぎやかな田植えになりました。

       

 小さい子供たちは、田んぼのまわりで苗を投げる作業です。それが、終わると畦を走ったり、用水で遊んだりと、大人が何も言わなくても、ちゃんと自分のできる仕事を見つけ、遊びもみつけるので、すごいです。

 大人は、素足で田んぼに入り、初めての田植え作業が順調に進みます。生温かい泥の感触は、どうかなと思いましたが、意外と気持ち良かったとの声が返ってきました。

    

そ して、予定より早く午前中には、田んぼ一枚植えてしまいました。

 お昼ごはんは、「ほうばめし」です。「ほうば」の葉の上にきな粉をのせて、炊きたてご飯をのせ、さらにきな粉をかけて、葉っぱをくるみ軽くにぎります。「ほうば」の葉の臭いをご飯に移して食べます。

 おかわりする分もたくさん「ほうば」の葉があるので、もりもり食べました。

 みんなで、ワイワイ言いながらたべるとおいしいんですよね。

  

 さて、こちらの一枚は、田植えの正装です。

  

 このなが~い田んぼ長靴と後ろに背負ったかごが特徴です。

 このかごには、苗を入れています。

 今年も無事田植えが終わり、オーナーの皆さま、ありがとうございました。

 

2012年05月23日

27日の田植えに備えて、今日から2回目の代かきがはじまりました。

今年の田植えは、当初26日に予定していましたが、地元の小学校の運動会と重なってしまい、27日に変更させていただきました。

オーナー様には、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

5月は、行事もたくさんあり、みなさん、それぞれに予定もあるかと思われますが、申し込みをされていない方でも、27日にご都合がつきましたら、どうぞ、飛び入り参加でもOKですので、ぜひ、山の田んぼにおいでください。

たくさんのご参加お待ちしています。

2012年05月17日

 ようやく暖かくなってきた能登町当目ですが、朝晩はまだ冷えるので、温風ヒーターをつけています。

 でも、周りの山々は、新緑にあふれています。雨上がりは、特にきれいですよ。

 今日は、苗を入れているプールの水を入れ替えました。水面に緑色の藻のようなものが広がり、酸素不足を起こす可能性があるので、新しい水を入れてあげました。

    

 緑色の苗の中に、黄色くなった苗が混じっています。

    

 どうも、風の強い日に苗の先端が黄色くなってしまったようです。ちょっとびっくりしましたが、これは、田んぼに植えてしまえば、また復活すると聞いたのでひと安心です。

 苗の管理は、難しいです。

 水がいっぱいになるのを、待っている間に唐辛子の草むしりをしました。長い間、芽が出なかった唐辛子が少しづつ芽をだし、ゆっくりと成長しています。

 となりのかぼちゃは、とても元気よくすくすくと成長しています。まもなく、畑に植える準備をしなくてはいけませんね。

 みんな大きく育ちますように。田植えまで、あと10日です。

 

 

2012年05月14日

 さわやかな五月らしいお天気です。

 昨日は、母の日でしたね。私は、息子からステキなガーデニング用のブーツやエプロンなどもらいました。ガーデニングが楽しくなりそうです。

 能登町当目では、田植えが進み、次々と田んぼが緑色になっていっています。

 私たちの田植えは、25日頃を予定しているので、まだ2週間くらい先ですね。

 他の農家さんより、ずいぶん遅いのですが、25日を過ぎてから植えると、出穂時期がカメムシの活動期とずれるので、カメムシ被害が少なくなると、先輩農家さんから教えてもらいました。

 苗は、ハウスの中で10cmくらいに伸びています。この間、初めて有機の肥料をまきました。無肥料で、ここまで大きくなるのですから、稲は本当に丈夫です。肥料がないので、返って養分を求めて根が伸びるのでしょう。

 

 

 そして、今年もローラーを転がしてより丈夫に育つように鍛えています。

                       がんばれ~!

 

 

 田植え前の山田の様子です。

   

 水が澄んでとてもきれいでした。

 田んぼの中の「江」も今日は、水が澄んでいてオタマジャクシがにぎやかでした。小川の水がこの「江」を通って暖められ、田んぼに入ります。

 そして、「江」には、たくさんの生き物が住んでいます。クロサンショウウオの卵は、無くなっていたので、卵から孵っているはずですが、かわいい赤ちゃんは見つけられませんでした。

   

 昨年も一昨年も見ているので、オタマジャクシとの見分けには、自信があるはずなのですが、今日は見つけられませんでした。

 最後に唐辛子の芽がやっとのぞいてきました。待ちに待ったという感じです。

   

2012年05月07日

 GWが終わり、今日から平常どおりの仕事に戻りました。

 みなさんは、GWをどんなふうに過ごされましたか?旅行に行かれた方もいらっしゃることと思います。

 我が家のご近所でも、普段は他の地域で暮らしている息子さんや娘さんたちが帰省して、農作業のお手伝いなどしている姿を見かけます。普段は、ひっそりとしている田舎もちょっとだけにぎやかになります。

 さて、私のGWは、毎日ビニールハウスの温度を見に家とハウスの間(わずか300メートルくらいかな?)を行ったり来たりしていました。

 温度が高くなると、ハウスの窓を大きく開けます。夕方には、温度が下がるので、全部閉めます。

 プール栽培なので、水が少なくなると足します。

 

 そして、種まきから2週間が過ぎ、苗も7、8cmに伸びました。今のところ、順調に育ってます。

 

 かぼちゃの苗も大きくなりましたよ。

  

 昨日は、久しぶりにログハウスでピザを焼きました。出来栄えは、焼き加減が難しくて、3枚目でやっとカリッと焼きあがりました。おいしかったですよ。

 こうして、GWが終わり、今日は山田へ行ってみました。

 クロサンショウウオの卵は、まだ卵のままでした。近くにシュレーゲルアオガエルの卵もありました。

←クロサンショウウオの卵です  ←シュレーゲルアオガエルの卵です

田植えまで、あと20日です。

 

2012年04月30日

24日に種まきしてから6日目です。

ずっとシートに覆われていたのですが、今朝いよいよシートをめくりました。

このとおり、緑色の苗が3センチくらいに立派に発芽していましたよ。

 

一部、まだ不揃いの苗もありますが、プールの高低差が原因かと思い、苗箱の配置を変えてみました。どれも小さな芽は出ているので、大丈夫。きっと大きくなってくれるでしょう。

プールには、1センチくらい水をはりました。

苗が成長するにつれて、水かさも増やしていきます。

2年目の苗作りです。去年よりは、慣れたとはいえ、気を使いますね。生まれたての赤ちゃんのような存在です。すくすく成長してくれますようにと祈る気持ちです。

 

さて、山田にも行ってみましたが、もう、オタマジャクシの楽園でした。

まだ小さいオタマジャクシが泳ぎまわっていました。

 

残念だったのは、昨年、一昨年とクロサンショウウオが卵を産んでいたところに全く卵が無かったこと。少し、離れた場所にかろうじて小さめの卵が1個だけありました。

実は、昨年から気にかけていたのですが、田んぼのまわりの山の木がみんな次々と切り取られてしまい、山が丸裸の状態です。そのため、雨が降ると、江に赤土が流れ込み、江の水が濁っていることが多くなりました。これが、田んぼのまわりの自然環境に影響しないようにと願っています。

たった1個のクロサンショウウオの卵から、元気な赤ちゃんが生まれますように、子供の日も近いので、がんばれ!! また、様子を見に行きますね。

2012年04月26日

 お米の種まきが終わり、ほっと一息と思ったのは私だけでした。

 田んぼでは、トラクターで一日中代かき作業が行われています。田んぼの中に高低差が無いように、ていねいにゆっくりゆっくり運転します。根気のいる作業です。

    

 一方、ハウスのなかでは、また新たな種まき作業です。

 まずは、今年初めて挑戦する唐辛子。

 細い竹棒で、穴を開け、そこに2粒ずつ種を入れていきます。小さな種なのでピンセットでつまんで慎重に入れます。

     

 もうひとつは、去年も栽培したかぼちゃです。

 こちらは、ポットに1個ずつ入れます。

 二つとも、しばらくハウスの中で大きくなるまで置いておき、苗が育ったら、耕作放棄地を復元した畑に持っていって植えます。

 春の農家は、本当に大忙しです。

 でも、芽が出るのを待つのは、ワクワクしますね。

 5日前に植えたコスモスがもう2つだけ芽を出していました。うれしいですね。

今 は、山菜もいろいろ獲れるようになってきて、ヨモギの天ぷら、ワラビの酢のもの、煮物。

 タケノコもいただいたので、煮物にして食べました。みんな、おいしかったし、季節を感じながら、生活できるのは、本当はすごくぜいたくな暮らしですよね。

 

2012年04月24日

 当目でも、いよいよ桜が満開となりました。朝から花曇りの暖かい日です。

 ビニールハウスでは、今年の「山田のいちばん星」の種まきが始まりました。

 種もみは、約40㎏。これだけの量で1.2haの田んぼに植付けをして、4000~5000㎏のお米が実るのですから、不思議ですよね。

    

今年も手動式の種まき機を使って、なるべく薄蒔きにします。

    

今年は、苗作り2年目なので、とてもスムーズに252枚の苗箱に種が蒔かれました。

 その後、苗箱はプールに並べられ、温度を上げるために2種類のシートで覆われました。

 本当は、苗箱が並べられた写真を撮りたかったのに、撮り損ねてしまったので、残念。

 シートが外されたら、発芽した写真を載せますから、しばらくお待ちください。

こうして、今年の米作りが始まりました。

2012年04月21日

 能登町でもようやく桜が開き始めました。桃の花も芝桜も水仙もみんないっせいに咲き始め、とてもにぎやかです。

 今日は、いよいよ苗箱に土を入れる作業です。

 軽トラの荷台を利用して、腰が痛くならないようにしているので、作業しやすくて助かりました。

 

 有機での栽培なので、土は無肥料培土です。箱に詰めて、均等になるように均します。

 

 

 

 全部で300箱作る予定ですが、今日のところは、半分だけ入れて終了です。

 24日には、種まきをしてプールに入れます。

 

 

 田んぼのあぜに、今ちょうど柔らかくておいしそうなヨモギが生えています。これをとってGWによもぎもちを作ろうかな。天ぷらもおいしいですよね。

 などと思いながら、眺めていたらヘビが現われ、私の悲鳴でどこかに行ってくれました。

 春になると、みんな出てくるんですよね。

 

 お米オーナーさんおかげさまで、たくさんのお申し込みをいただきました。ありがとうございます。

 みなさんと作業できる日が楽しみです。

2012年04月13日

 桜はまだまだ咲きそうにないけれど、ずいぶん暖かくなってきました。

 春らしい陽気に誘われ、田んぼや畑で農作業する人の姿もチラホラ見かけられるようになりました。

 この間、会社の裏の田んぼに真っ白な鳥が来ていました。姿はサギのようでしたが、いつも見かけるグレーっぽい色ではなく、真っ白だったので、白鷺でしょうか。優雅に田んぼを眺めて、くちばしを入れていました。

  

 今年の「山田のいちばん星」の種もみは、3月19日に冷水に浸してありました。今日、それをあげて、しばらく乾かします。

      

 種まきは、25日頃の予定ですが、それまでに、いくつか工程があります。

 種をまくと、いよいよ今年も始まるぞって感じですね。

 今年は、能登町農林水産課から依頼があり、田んぼの生き物調査をするそうです。どんな生き物がいるのかとても興味があります。たくさんの生き物がいる田んぼの米は、きっとおいしいはずですから。

 私は、今ブルーベリーの剪定作業をしています。

 花芽がついている木をみると、ワクワクします。剪定作業は一番好きな作業なので、はさみの動きも絶好調です。のこぎりも上手く使えるようになりました。

今年も豊作でありますように。

2012年03月29日

 青い空が広がり、能登町当目にもようやく春が来たと実感できるようになりました。

 今日、今年初めて「山田」に行ってみました。道路に雪が残っていたら、徒歩も覚悟で行きましたが、道路の雪は、全くありませんでした。

 田んぼは、冬水田んぼで水を入れていたのですが、雪の量に追い付かず、まだ雪が大量に残っています。

    

 田んぼのまわりの用水には、いたるところにカエルの卵がありました。これが、やがてオタマジャクシとなり、田植えをする頃には、田んぼの中がオタマジャクシでいっぱいになります。

  

 そして、カエルも伸び伸びと用水を泳ぎ回っていました。ホント気持ち良さそうでした。

  

 去年、クロサンショウウオの卵があった場所にも行ってみたのですが、残念ながら水が濁っていて見つけられませんでした。

 土手には、ふきのとうがのぞいていましたし、まわりの用水はたくさんの雪解け水が勢いよく流れていました。

  

 

    

 ご近所でも、育苗用のハウスが組み立てられ始めました。農家もそろそろ、忙しくなります。

 私は、先週からブルーベリー畑に行っています。

 例年なら、剪定の時期なのですが、今年は、まだ積雪が1メートル以上あり、穴を掘ってブルーベリーを出す作業をしています。

 たいへんな作業ですが、雪の中から芽吹いたベル-ベリーの木が出てくると、こんな雪の中でもよく頑張って芽をつけてくれたねと感動します。

 例年にない大量の残雪とブルーベリーの新芽。両方ともに、私達は自然への畏敬の念を忘れたらいけないなと思います。

2012年03月15日

ただ今、オーナーさん大募集中です!

 田んぼの雪解けが、急ピッチで進んでいます。池の中の小島のような雪の固まりがどんどん小さくなっていっています。

 それにつれて、田んぼの水量が増えて、さざ波がたつようになりました。春の到来が感じられる良い景色です。

 「山田のいちばん星」オーナーさんの申し込みが届いています。今のところ、みなさん3年前からのリピーターさんで、毎年のご利用ありがとうございます。

 農作業に参加できないので、と遠慮される方もいらっしゃいますが、作業に参加されなくても大丈夫です。秋の収穫時には、「山田のいちばん星」30kgをお送りします。また、お米が育っていく様子をお知らせしますので、一緒に成長を見守り、収穫を楽しみにしていただけたら、とても嬉しいです。

 

 

 19日には、いよいよ種もみを水に漬ける作業が始まります。今年の米作りの第一歩です。

 生き物がいっぱいの田んぼで私達といっしょに米作りをしてみませんか?自然の恵みを自分自身で体験してみたい方、遠方より応援してくださる方、お待ちしています。

 本当は、「山田」の写真を載せたいのですが、途中の道に雪がまだ大量に残っていて田んぼまで行けない状況です。

 

カ エルやクロサンショウウオの卵はもうあるのかな?と気になっているのですが、雪が無くなり次第写真撮りに行って報告しますね。

 

 

 

 さて、春と言えば、卒業式入学式の季節ですね。我が家では、息子たちが成人しましたが、社員の子供さんや親せきの子供たちなど、夢いっぱいで新しい生活をスタートさせるんだろうなと思います。

わくわくしますね。やっぱり春っていいな。

2012年03月06日

  ひなまつりが終わり、啓蟄も過ぎ、今日は朝から春の雨。田んぼの雪も少しづつ融けてきて、土手も見えるようになってきました。

 

 能登半島でも、海沿いの町ではもう雪もほとんど無くなり、まもなく畑に人の姿が見られるようになりますが、私達の山間地ではまだまだ畑も雪に覆われています。

 先日、ブルーベリー畑に除雪に行った社員から、雪が防鳥ネットのところまであると言うのを聞いて、思わず、ホームセンターへ「かんじき」を買いに行こうかと思いました。

 そろそろ、ブルーベリーのまわりの雪をはらってあげないと、枝が折れるおそれがあります。来週から、スコップ持参で雪よけ作業に行きます。少しでも融けてくれますように。

 

 さて、今日は私達が製造販売している有機肥料「ビタコン」をご紹介します。(→)けっこう歴史は古くて、29年前ブルーベリー栽培を始めた時に作り始めた堆肥です。

 鶏ふんと木材チップとビタコーゲンという発酵剤を混ぜて、1年以上切り返ししながらじっくり発酵させてあります。ですから、臭いもほとんど無いです。

リンが多く含まれているので、野菜にも花にも効果があります。土づくりにぜひご利用ください。

 18kg入り 500円で販売しておりますが、無料サンプルもありますので、お問い合わせください。

私達は、昨年このビタコンを使って、パンジー&ビオラの種を蒔きました。今、ひとつ、ふたつと可憐な花が咲き始めています。

      

 

2012年02月29日

明日から3月、少しずつ屋根の雪も融け始めています。

春の足音が一歩、一歩近づいているのかなと思います。

さて、今年のオーナーさん募集のパンフができあがりました。

今年もぜひ、みなさんと一緒に田んぼで作業をしたいと思います。

田植えの予定は、5月26日です。田んぼの中には、オタマジャクシがものすごくたくさんいます。本当に、オタマジャクシの中に苗を植えると言ってもいいくらいです。

カワニナやタニシ、ゲンゴロウなど田んぼのまわりでは、たくさんの生き物に出会えます。

作業のあとには、お楽しみのおやつ?も用意したいと思っていますので、みなさんふるってご応募ください。くわしくは、オーナー募集のページ(http://komayose.ocnk.net/page/4)をごらんくださいね。

 

私は、昨日できたてホヤホヤのパンフを持って、野々市市にあるステキなお店に行ってきました。

1階は、無(減)農薬の国産農産物を中心に体にやさしい食材や、日用品等を販売している「のっぽくん」というお店、2階は、フェアトレードの雑貨や洋服を販売し、おいしいランチも食べられる「アル」というカフェになっています。

商品の品揃えがすごくよくて、ずっと見ていたいくらい。おいしいランチをいただきながらも、つい商品の棚に目が行ってしまいます。

こちらで、いただいたお米から作られたホットドリンクが砂糖無しなのにほんのり甘くてすごくおいしかったです。

2階へあがる階段のところに、オーナー募集のパンフをしっかりおいていただきました。ありがとうございます。

ステキなお店です。みなさん、ぜひ一度行ってみてください。

(元気な野菜たち のっぽくん http://w2222.nsk.ne.jp/noppokun/index.html#item

 

2012年02月17日

 15日に金沢大学で行われた「能登のGIAHS・大学協議会」研修会で、私達に有機栽培の米作りを教えてくださっている竹村さんが「環境配慮農業の取り組み:GIAHSに向けた提案」というテーマで、講演をされるということで、なんと、私も事例発表をさせていただきました。

 なにしろ、まだまだ新米農家の私達です。栽培面積も小さいし、栽培技術もしっかり確立していないので、ありのままに自分たちが実践していることをたどたどしく話させていただきました。

 もともと自然がいっぱいの柳田村ですから、豊かな自然の中でおいしいお米を作りたくて社員みんなで取り組んできました。

 最初は、半信半疑だったみんながお客様の「おいしい」という声に励まされて、苗作りの初歩から竹村さんに教えていただいて3年が経ちました。

 まだまだ、たくさんの課題もありますが、こうして事例発表する機会を与えていただいたことに感謝です。(ホントは、すごく緊張しました)

 私の拙い発表を聞いていただき、感想のメールをくださった方や、さっそくオーナーのお申し込みをいただいた方々、どうもありがとうございます。

 農業は、作り手自身がやりがいを持って楽しんで作らなければ、おいしい作物は作れないと思います。春が近くなってきたので、どんどん気合いを入れている今日この頃です。

2012年02月13日

 今朝、いつもお米を買ってくださっている伊豆のポットハウス土屋さんから宅急便が届きました。

 箱を開けると、なんと甘夏にいよかん、そして、ふきのとうが入っていました。

 甘夏は大きくて、このオレンジ色を見ていると北陸ではなかなか顔をださないおひさまを連想します。

 

そして、ふきのとうもなんて立派に大きいのでしょう!

  

 雪にすっぽりと覆われている私達は、ふきのとうの姿さえ見ることができないのに、伊豆はすっかり春なんですね。河津桜とか、もう咲いているのでしょうか?

 能登も今日は、久しぶりに雪が降っていません。軒下のつららは50センチくらいありますけど。

 ポットハウスの土屋さんも除草剤は、全く使わず、農薬散布も1回のみと安全にこだわっておいしい柑橘類を育てています。いつも、ウキウキする楽しいお便りをくださいます。

 大雪の能登に伊豆から、春が届けられました。

 本当にありがたいです。

 この間は、福島の楠さんからリンゴジュースをいただきました。これは、自然にできた農家どうしのネットワークですが、ものすごく、励みになります。

 私達も今、少しづつ春の農作業の準備をすすめているところです。

 今年は、田んぼが増えたので、まわりの人から「農薬無しは、たいへんやから慣行栽培の米もつくったらどうや」と言われ、ちょっと心がゆれるのですが、

 できるだけ、がんばって価値のある米を作りたい。駒寄農場にしか作れない米を作りたいと思います。がんばるぞ~!

2012年02月04日

 昨年末、福島からおいしいりんごが届いたことを、報告させていただきましたが、このりんごがあまりにもおいしく、また、私にとって福島の地が懐かしくもあり、リンゴ農家の方にお手紙を書きました。

 

 そしたら、なんとそのりんご農家の楠さんから、お電話をいただき、おまけにリンゴジュースまで、贈っていただきました。このジュースも甘くておいしいんです。

 

 

 楠さんは、りんごの販売シーズンが終わると、残ったリンゴでジュースを作って、お客様やお知り合いの方にプレゼントしているそうです。

だから、ジュースのビンには、ラベルが貼ってなかったんですね。

 

さらに、酵素を使った栽培方法を教えていただき、気候に影響されない米や果物がとれるそうです。とても、よく研究されていて、懐かしい福島弁で親切に説明してくださいました。

そして、私はさっそくこの農法についての本をアマゾンに注文しました。

りんごが結んでくれた、ありがたいご縁です。

自然な人と人のつながりって、とても暖かくてありがたいです。

このりんごを贈ってくれた、いわきの「のんちゃん」にも感謝です。

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