はじめましてっ!「山田のいちばん星」です。2009年から販売させていただいています。  農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
あきちゃんの栽培日記

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きらら通信 :223
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2014年01月07日

あけましておめでとうございます。

今年も駒寄農場をどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さんは、どんなお正月を過ごされましたか?

今年は、雪が全く無いお正月で、例年除雪指示のメールを気にしながら過ごすのですが、めずらしくのんび~りと本を読んだり、箱根駅伝を見たり、慌ただしい帰省をした息子にあれこれ食べさせたくて(言うほどたいしたことないんですけど)台所にいたりという具合に穏やかなお正月でした。

昨日から仕事が始まったのですが、1日目から原木しいたけの出荷に追われ、新年のあいさつもそこそこに収穫、箱詰め、そして箱が足りなくなり調達に行くやら、新しい年のスタートにふさわしい1日でした。

 

 

この原木しいたけは、やっぱり味が濃いですね。夏の間、涼しい木陰でじっとして過ごし、寒くなったら芽を出し始め、でも寒いのでゆっくり時間をかけて少しづつ大きくなっていきます。そしてあの味になるのです。

規格外の小さい物をもらって帰り、甘辛く煮てとうがらしを効かせて食べるとおいしいです。大きいものなら、焼いてポン酢とかで食べるとおいしいですね。

寒さの中、ゆっくりと大きくなることで肉厚の大きな「のとてまり」と呼ばれるブランドしいたけになります。寒さにじっと耐えているのが能登らしいですね。

    

今年もみんなで協力して、おいしくて安全な作物を作ります。そして、たくさんの人に農場に足を運んでもらい、楽しんでいただけるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

2013年12月27日

今年も1年間、駒寄農場をご利用いただきましてありがとうございました。

ブルーベリー園や田んぼで、みなさまとたくさんの出会いがありました。いっしょに作業して汗を流し、また収穫の喜びを味わい、楽しいことがたくさんありました。

来年もよりいっそう、おいしいブルーベリーとお米を作っていきたいと思います。また、オーナーさんや摘み取りにいらっしゃるお客様に喜んでいただけるような企画を考えていきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

来年も天候に恵まれ、豊作でありますように!

2013年12月09日

 今日は、12月とは思えないすごく良いお天気です。

 

 

 そのかわり、朝は田んぼの水もバリバリに凍っていました。畑に残っている白菜も大根も凍って、となりには、霜柱が立っていました。

      

ようやく咲き始めたサザンカも寒さにびっくり!でしょうか。

 

 

 

 9月に初めてブルーベリー酵素を作って以来、みかんやレモンなどを使って酵素を作り続けています。毎朝、牛乳に入れて飲んでいます。あとは、ヨーグルトにかけたり、炭酸水で割って飲んだりしていますが、おいしくてすっかりはまっています。

 昨日、頂き物の柚子で新しい酵素ドリンクを仕込みました。柚子は皮ごと使ってOKなので、大きめに切って白砂糖とまぶします。

 

 

 あとは、毎日手でかきまわしていると、だんだん味が変化してきます。毎日、味見しています。

 発酵には、20℃くらいの温度が最適なのですが、我が家はすごく寒いので、会社に持ってきました。2週間くらいで出来上がると思いますが、どんな味になるか楽しみです。

お天気が良くなり、田んぼの氷はあっという間に融けてなくなりました。

今日、大阪に住む息子にお米を送りました。

もともと料理は好きなのですが、忙しくてご飯を炊く回数が減っているようなので昨日作ったおでんと大根の酢の物を一緒に入れて送りました。懐かしい我が家の味のはずです。

2013年12月05日

師走になりました。カレンダーも最後の一枚となり、あっという間に一年が過ぎていこうとしています。

でも、12月に入ってから良いお天気が続いています。暖かくて、当分雪は降らないだろうなと思います。

12月と言えば、お歳暮シーズンですね。我が家も親戚の皆さまからいろいろなお歳暮が届きはじめました。だいたい好みがわかっているので、いただいて嬉しいものばかりでありがたいです。

お世話になった方に心を込めて贈られるお歳暮。

何がいいかなといろいろ迷うところですが、駒寄農場のJAS有機米もお歳暮として発送受付中です。お米は、主食なので必ず食べますし、JAS有機米は普段自分では、ちょっと購入しないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

       

きっと、喜ばれるお品と思いますので、どうぞご利用ください。

 

さて、ブルーベリー園のログハウスもいよいよ冬囲いをしてもらいました。これで、3月末まで行かないことになります。なんだか、寂しい気もしますが、春にたくさんの新芽を付けたブルーベリーに会えるのを楽しみに待つことにします。

これからは、しいたけ「のと115」が本番になります。

どんな作物も収穫の喜びって、特別ですよね。農家の特権ですね。

収穫のために農家は、それぞれ工夫して一番おいしい物、品質の良い物をつくろうと努力しています。この努力が喜びに変わるのだと思います。水を湛えた田んぼを見ながら思いました。

2013年11月29日

 天気予報では、確かに雪が降ると言われていましたが、今朝6時半頃には、まだ路面は黒かったので、安心していたら、あっと言う間に7時頃には、真っ白になっていました。

 

ここ、当目は奥能登で2番目に高い鉢伏山のふもとにあり、能登町でも最も雪の多い地域です。

 田んぼの畦も真っ白になりました。いよいよ冬到来ですね。「寒いね~」と言いながらも、この山に降り積もる雪がおいしいお米を育てるためにかかせない養分を含んだ水となって田んぼを潤してくれます。私達は、こうしてずっと雪と暮らしてきました。

 

 さて、雪景色の中、奥能登産しいたけ「のと115」の初出荷です。まだ、ほんの少し出始めたところですが、まんまるでぷっくりふくれていてかわいいですよ。

 

 寒くなるにつれ、だんだん肉厚になり、まるくなって「のとてまり」と呼ばれるブランドしいたけになります。この「のとてまり」が今冬いくつ収穫できるか楽しみです。

しいたけは、冬の貴重な農産物です。そして、何より肉厚の「のとてまり」は、焼いて食べるとすごくおいしいです。今年は、天候不順のためか、きのこ類が不作だったので、しいたけに頑張ってもらいましょう。

 

2013年11月19日

 11月も後半となり、アラレが降り、ついに雪も降り、時雨模様のお天気になってきました。

 

 

 田んぼは、おかげさまで水がたくさん溜まり、「冬水たんぼ」になっています。溜めていても、いつの間にか水が減ってしまうので、原因を調べたら、排水口の下の方から水漏れを発見しました。

 

 先日、その穴を埋めようと長靴で力いっぱい田んぼの土を踏んだところ、あれっ!長靴だけ田んぼに残って足だけが抜けてきました。予想外の出来事に行き場の無い私の左足は、見事に田んぼの中に吸い込まれました! ふう~!こんなこともありますよ。長靴を救出するのがたいへんでした。

 満々と水を湛えた田んぼと山の紅葉は、なかなかのロケーションです。さっそく小鳥が田んぼにきていました。

 さて、今年、我が社で色彩選別機を購入してお米を選別しましたが、その過程で商品にはならないけど、まだ十分食べられそうなお米がたくさん出てきました。ふつうにご飯として食べているのですが、思い切ってホームベーカリーを買いました!

         

 不思議です。炊けたご飯ならまだしも、お米がパンになるのです。良くできてますね~。私は、ピザを焼くので、パンが焼けるまでの工程はだいたい想像できるのですが、このホームベーカリーは、すぐれものです。

 焼きたてパンは、すごくおいしくて朝からかなり食べています。今までの1.5倍くらいの量です。太るかな?

 今まで、お米作っているのにパンを食べているのって、言いづらかったのですが、これで堂々とパン食べてるって言えます!

2013年11月04日

11月に入り、朝晩はぐっと冷え込むようになりました。

もう、ストーブにコタツと準備万端です。

 

 田んぼでは、自家製堆肥と米ぬかを撒いて、トラクターで耕す作業をしています。同時に、水を入れて冬水田んぼの始りです。

 

 この作業を「秋うち」と言います。昔は、鍬で打っていたのでこういう言い方をするのでしょう。

 耕すことによって稲株を分解し、冬水田んぼでは微生物くんたちの力を借りて分解を進めてもらいます。自家製堆肥と米ぬかは、来年もおいしいお米をつくる素となります。

  

 収穫が終わったら、もう来年に向けて準備です。

 お米をお買い上げいただいた皆さん、オーナーの皆さん、今年のお米の味はいかがでしょうか?

 先日、「送っていただいたお米がおいしかったので」と立ち寄ってくださった方がいらっしゃいました。「おいしい!」の一言は何よりうれしいです。

 誰かが、おいしいので食べ過ぎて太る米だと言われたそうですが、それくらいおいしいのです。太るのが心配な方は、おかずをヘルシーにしてたくさん食べてくださいね。

 

 帰り道、田んぼのすぐ横にある我が家のキーウィフルーツを覗いてみると、どういうわけか、2個しか実がついていません!毎年、採りきれないほど実が付くのにどうしたことでしょうか?ちょっと寂しい秋です。

 

 その他に秋らしいもの、柿の実(渋がき)とドウダンツツジの赤を撮ってみました。

  

2013年10月19日

 

 10月19日 当目地区に石川県立大学のサークル「援農隊あぐり」の8名の皆さんが来てくれました。これから、毎月1回訪問してくれて私達と一緒に地域づくりに取り組んでくれることになりました。

 

 

 今日は、その1回目で歓迎会でした。

 午前中は、当目地区の名所、炭焼き小屋や猿鬼伝説の神社を見学し、「あえのこと」神事の実演も見てもらいました。

 

 

         

 

 

 私も初めて目にするものばかりで、感心させられることが多く楽しく参加させてもらいました。

 お昼の会食時には、お米の食べ比べがありました。全国でも有名な米と地元の米を食べ比べて、おいしいと思った方に投票する方式です。どちらの米かは、わからない状態で食べます。

   

 

 この地元の米が実は、私達の「山田のいちばん星」だったので、ちょっとドキドキでした。食べてみると、どちらもおいしいんです。

 結果は、僅差で「山田のいちばん星」の方が、甘みと粘りがあるということでおいしいとなりました。

   

 

 

 うれしいですね!全国区の米と同じようにおいしい米だということです。

 5年間、土作りに頑張ってきた成果かなと思います。

 学生との交流は、これからですが、私達に新鮮なものを与えてくれそうで楽しみです。

 稲刈りが終わった田んぼは、堆肥と米ぬかを撒いて耕起する作業があります。秋はあっという間に過ぎていきそうです。

2013年10月07日

10月5日 朝10時よりオーナーさん3家族、私達スタッフと12人で稲刈りが始まりました。

遠く、大阪から参加してくださったご家族や生まれて初めて稲刈りを体験する方もいらっしゃいました。稲の刈り方から、刈った稲を束にして置いていく置き方を説明しながら、一株、一株、稲が刈られていきます。

     

刈った稲は、ハザに干していきます。束をわらで縛るのは、いつもながら難しいです。毎年、教えてもらうのですが、どこか違う気がします。

     

この日は、10月にしては蒸し暑い日で、皆さん大汗をかきながら、一生懸命に作業をしてくれました。

今年は、いつもの田んぼが出来すぎて倒伏してしまったので、下の田んぼでした。面積が少し、大きいので、午後も頑張ったのですが、すべて刈りとることができず、残念でした。

昔の人は、みんな、こんなふうに手作業で稲刈りをしていたんだなと思うと、本当に偉かったなと思います。オーナーさんの中からも「米一粒も無駄にできないね。」という声が聞かれました。

お昼に、駒寄地区でとれた新米をいただきました。みなさん、「おいしい!」と言ってくれて、たくさん食べていただきました。うれしいです。

 

先日、駒寄米の検査を受けました。

  

みごと、今年は全部1等米でした。ご予約のお客様、まもなく発送いたします。もうしばらくお待ちください。

 

 

2013年09月29日

朝晩は、すっかり涼しくなり、ついに毛布をクリ―ニングの袋から出しました。

さすがに、当目の秋の夜は冷えます。

さて、23日と24日二日間かけて「駒寄米」の稲刈りをしました。

           

まず、JAS有機米から刈取り、乾燥機に入れ、次に特別栽培米を刈取りました。

そしたらなんと!JAS有機米だけで乾燥機が満タンになってしまったのです!こんなことは、今までには、無かったことなので嬉しいですね。

           

3年目にして、ようやく土が出来てきたのかなと思います。自然の恵みに感謝です。

この稲刈りの前には、ヒエ刈りが1週間以上ありました。何人もの人に手伝ってもらって稲刈りの日を迎えることができました。暑い中、本当に感謝です。私もバテバテで、鎌を持つ手にマメができました。でも、収穫の喜びに比べれば、どうってことないです。(今だから言えるのですが…)

すでに、ご予約いただいたお客様、今しばらくお待ちください。コシヒカリの検査を受けた後発送させていただきます。

オーナーの皆さま、「山田のいちばん星」の刈取作業は5日です。好天に恵まれますように祈っています。

おまけですが、この前作ったブルーベリー酵素ドリンクは、すごくおいしいです!毎朝、牛乳に少し入れて飲んでいます。これで、体力つけて農作業をがんばろうと思います。

2013年09月17日

台風一過、さわやかな秋晴れとなりました。

今年は、例年以上に雨の日が多いです。

雨が降るたびに、黄金色に実った稲がだんだん傾き、倒れていきます。コシヒカリは、倒れるほど稲穂を大きくしなければダメだと地元の人は言います。

 

私達は、今まで稲よりヒエの方が多くて、倒れるほど実ったことがなかったので、今年は豊作?と思いつつ、刈取作業はたいへんそうと心配もしています。

稲刈りの前に、まだヒエ刈り続行中です。

まだやってるの?って言わないでくださいね。ヒエは、なかなか無くならないのです。おかげで、アレルギーなのか、ティッシュをポケットに背中にお茶を背負ってヒエを刈っています。今日は、絶好のお天気です。

昨日、中島町の鈴木さんご夫妻が「ハナナス」を届けてくださったので、玄関に飾ってみました。なんと元気の出る色の実でしょうか。実りの秋らしい色です。

収穫前の慌ただしい日々に癒してくれますね。鈴木さん、いつもありがとうございます。

2013年09月05日

8月があっという間に過ぎていき(夏って、どうしていつも早いんだろう?)、秋らしくなってきました。

稲穂もどんどん大きく重たそうになってきました。

稲刈りシーズンに入る前に、大事な仕事、恒例の「ヒエ刈り」を先月末から始めています。

今年は、ヒエの多い田んぼと少ない田んぼがあります。やっぱり、水管理の違いでしょうか?

オーナーさんと田植えをした「山田」でも、7月まではほとんどヒエが見えなかったのに、8月に中干しをした途端、ヒエがグングン生えてきました。

伸びすぎたヒエが稲まで倒し、おまけに毎日降る雨でさらに倒伏してしまいました。倒れた稲をかき分けて、ヒエだけを刈取ります。かなり重労働で腰が痛くなってくるのですが、刈りとった後は、気分爽快です。

除草剤を使えば、ヒエ刈りなんてしなくていい作業なのですが、除草剤無しの私達、この地道な作業は農家ならではの作業だと思います。

うつむいての作業なので、背中がとても暑いのですが、上野さん考案のお茶入りペットボトルをリュックに入れて担いでいると、背中がひんやりします。

そして、一休みの時間には、そばを流れる用水に長靴をつけていると、山からくる水は冷たくて気持ちいいのです。「足湯みたいだね。」といいながら、お茶を飲んでいると、そのうち、冷たくなってきて足をあげなくてはいけなくなります。

きつい作業の合間に癒してくれる天然の水。青い空。がんばろうと思います!

2013年08月20日

 猛暑が続き、「暑い!暑い!」を連発しながら、お盆休みが終わりました。でも、山や田んぼと緑に囲まれた当目地区は、夜になると気温が下がるので、過ごしやすくて助かります。

 

 そして、今日、久しぶりに雨が降りました。田畑には、恵みの雨です。

 稲穂もだんだんふくらんできて、うつむき加減になってきました。ブルーベリー畑に吹く風にも時折、秋の気配がかんじられます。   

          

 さて、お盆休みの前、12日に東京からお米オーナーのお客様がいらっしゃいました。昨年に続き、2回目の訪問です。ブルーベリー園を観たいと言われたので、もう、摘み取り用の実はほとんど無いとお話したのですが、観るだけでいいと山の中のブルーベリー園まで、来てくださいました。うれしいですね。

 バッタやコオロギにも、感動してもらい、ブルーベリー園も喜んでいることでしょう!

 晩生のラビットをほんの少しだけ、味見してもらい、後は、ログハウスでおしゃべり!

 ご夫婦とお嬢さんですが、偶然にもご夫婦は、私と同年齢。なので、自然と話しもはずみます。特にご主人は、話題も豊富で自然が大好きな方です。なぜか、近江町市場や輪島の朝市で地元の人と間違えられたそうです。石川県に自然になじんで溶けこんでいる感じです。

 都会からいらっしゃるお客様には、自然大好きという方がたくさんいらっしゃいます。そんな方々に、また能登へ足を運んでもらえるような環境を守り、また、作り上げていきたいと思いました。

 当目地区でも、地域おこしにつながるような活動が少しづつ始まろうとしています。

2013年08月10日

猛暑の日々が続いていますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

田んぼの稲は、夏本番で元気いっぱい!

ついに、穂が出てきました。

白い花も付いています。

    

これからは、花が落ちてしまうので、田んぼの中には入ることができません。

足元にビッシリ生えた「コナギ」も見て見ぬふりをして過ごします。実は、先日、半日だけ「コナギ」を刈るために、田んぼに入ったのですが、暑さと腰の痛さに耐えられず、あきらめました。

    

今年は、苗1本1本が太くてしっかりしているので、立派な穂になることを期待しています。

さて、穂が出てくると、カメムシくんも集まってくるので、ニンニク焼酎を撒いて予防しました。

   

農薬は使わず、肥料効果もあるニンニク焼酎を使います。

まもなくお盆休みとなりますが、休みの間に大きく成長していることでしょう。

 

2013年07月25日

蒸し暑い日々が続いています。早く梅雨明けしないかな。

先日、ブルーベリー園でオーナーさんの収穫祭がありました。たくさんのオーナーさんに参加していただいて、すごく楽しかったです。

鈴木さんから、いただいた「ヤマユリ」が咲いて華やかさを加えてくれました。さすが、カサブランカの原種だけあって、ゴージャスです。

 

 

 

 

 しばらく、ご無沙汰していた田んぼです。

会社の後ろにある「駒寄米」の田んぼに行きました。3年目を迎えた田んぼは、今年はとても元気に苗が成長しています。一本、一本がとても太いです。ちょっと自慢したいくらいになっていますよ。

   

 

一方、2年目の田んぼは、コナギがたくさん生えてきました。株間を埋め尽くすように生えています。これは、稲の養分をとっていまうので、除去する方法を考えなくてはいけませんね。

 

同じように、田植えをして同じ作業をしているのに、水管理の影響でしょうか。一年一年田んぼの土も変わってくるので、草も生えにくくなります。

ブルーベリーの収穫が終わったら、今度は田んぼでコナギとりです。おいしいお米を作るために頑張りましょう。

そう言えば、早生品種の「能登ひかり」はもう穂が出ています。びっくりですね。米作りは、一年に一度の挑戦です。それもあっという間に時間が経過し、成長します。

2013年07月17日

 昨夜、中島町の鈴木さんから「ヤマユリ」をいただきました。なんと、5年前に種を植えて昨年初めて花が咲いたという貴重なユリです。

 「ヤマユリ」は、鈴木さんの出身地神奈川県の県花に指定されているそうです。そして、この花がカサブランカの原種なのだと教えてもらいました。

 

 能登で「ヤマユリ」と言ったら、ササユリですが、それよりも大きく葉っぱもやわらかくて繊細な花です。つぼみの状態で送っていただいたので、どんな花が咲くか楽しみです。

 さて、13日から16日にかけて、ブルーベリーオーナーさんやお米オーナーさんが連日、摘み取りに来てくださり、ブルーベリー園は、とてもにぎやかでした。

 オーナーさんはリピーターの方が多いので、親戚の人が久しぶりに訪ねてきてくれたような感じです。

 大阪のご家族のお父さんの第一声は、「皆さん、お元気でしたか?」でした。すてきでしょ。一年ぶりで会う子供たちは、それぞれに成長していて、それも嬉しく、本当に親戚のおばちゃんみたいです。

 初めて摘み取りにいらっしゃった方は、ブルーベリーは、こうして実っていくことに驚いたり、感動したりで、こちらも楽しくなります。

 

  オーナーのみなさんとお会いすると、駒寄農場がこうしてあるのもオーナーさんのおかげだとつくづく思います。みなさん、今度の週末は、収穫祭です。ブルーベリーオーナーさん、お待ちしております。

 この頃、さっぱりお米のこと書いてないけど、ちゃんと成長していますよ。

2013年07月06日

梅雨らしいムシムシした日が続いています。

田んぼでは、今まで草予防のため深水管理をしてきましたが、これからは、稲株の分けつを進めるために水を少なめにしていきます。

今は、畦の草刈の真っ最中です。一人で黙々と草を刈っていきます。区画整理した田んぼでは、一本の畦がとても長いのです。自然界では、草も必要な存在ですが、カメムシの棲みかになるので、頑張って刈ります。

雨の日は、草刈機の切れ味がいいそうです。

        

さて、昨日はブルーベリー園に東京からお客様がいらっしゃいました。今年の摘み取り第1号の方です。奥様は、劇団に所属する女優さんで、シャンソン歌手でもいらっしゃるとのことでした。

だんな様は、自然大好きの方で、運転しながら動物や草花を見つけるのが上手だそうです。一昨日珠洲で、ソフトクリームを持っていたら、トンビに獲られたそうです。

ブルーベリーピザをとても美味しいと言ってくださり、ピザを食べながらの会話もすごく楽しくて、まだまだ話していたかったのですが、ピザを食べ終わって私も奥様も同時に気付きました。

それは、「写真撮るの忘れた!!」でした。なので、写真無しです。

能登の旅では、能登の人は、いろいろな工夫をして生きていることに感動したそうです。

「扇風機の音が聞こえたのよ!」と言われましたが、東京では、たとえ扇風機が回っていても音は聞こえないそうです。まわりの騒音に加えて、扇風機の音を聞くというゆとりも無いそうです。

都会からいらした方は、皆さん「いい環境に住んでいますね。」とうらやましがられます。

毎日の生活の中で、忘れている能登の良さを、また教えてもらいました。

ご夫妻は、東北の被災地へ何度もボランティアに行かれているそうなので、「ぜひ、能登でもシャンソンを聞かせてください」とお願いしました。実現するといいですね。本物のシャンソンは聞いたことが無いですから。

 

2013年06月25日

 梅雨とは思えないさわやかな青空が広がっています。

 今日は、ヒエの多い田んぼ一枚だけ2回目の除草機を入れました。この田んぼは、水持ちが悪いためヒエが水面から顔を出してしまうので、繁殖してしまいます。

 エンジン付きの除草機なので、手押しよりはラクそう。でも、田んぼの中は歩くだけでもけっこう疲れます。頑張れ!

          

 

他の田んぼでも、ヒエは生えていますが、水中にあるので、自然に消えてくれる予定です。(期待しています)

 

 あっという間に、6月も終わりに近付きました。ブルーベリーがそろそろ色付き始めたので、明日から収穫準備のためブルーベリー園に行きます。

 お米オーナーの皆さんには、4名様まで摘み取り体験ができますので、ぜひブルーベリー園へおいでくださいませ。くわしくは、本日発送の「きらら通信」をご覧ください。お待ちしていま~す。

 最後のおまけは、会社にあるスパティフィラムです。

 10年くらい前に、小さな鉢植えで買ったのですが、どんどん大きくなり何回も株分けして、他の人にプレゼントしたりしたのですが、今も5鉢あります。

 初夏に涼を感じさせてくれる花です。

 

2013年06月18日

 毎日、晴天続きで、今年は梅雨無し?と思っていたところ、今日からしばらく雨が続くようです。

 田んぼへ山から流れてくる水もだんだん細くなってきて心配していましたが、もう心配いらないようですね。

 苗は、どの田んぼもスクスク育っています。株も太くなり、緑色も濃くなってきました。

 

 

 オーナーさんと植えた「山田」に行ったら、畦のあちらこちらに白いアワの固まりがありました。きっとシュレーゲルアオガエルの卵だと思います。

 今、卵があるということは、これからオタマジャクシになるということです。田んぼの中には、小さなオタマジャクシもいっぱいいます。

 

 

 田んぼの中で、赤いイトミミズが固まりになって動いています。小さいけれど、良く見ると確かに泳いでいます。この、イトミミズは、土をトロトロ層にしてくれる大切な存在です。

 

 先日、3日間かけて除草機で除草し、米ぬかを撒いたので、今はあまり草が見えないけれど、油断大敵です。ヒエが水中から顔をのぞかせないようにしっかり水管理をしなくてはなりません。

 今年は、去年に比べて苗が丈夫なので、草に負けず育ってくれそうです。

 もう一度、除草機を入れて、それでも草が生えてきたら、最後は恒例の人力除草になります。

 ありがたいことに、ご近所の方が「草が生えてきたら、草取りに入ってあげるよ。」と言ってくれました。嬉しいですね。この人は、田んぼのプロですからね。

2013年06月11日

 毎日、いいお天気が続き、すっかり初夏の陽気です。まだ、朝晩が涼しいところが真夏とは違って過ごし易いですね。

 5月26日にオーナーさんと植えた苗は、順調に育っています。もう、2週間が過ぎました。根も付いたようなので、早めに除草機を入れて一回りしました。その後、米ぬかをまきました。

 

 米ぬかは、肥料としての役割もあるのですが、水面に膜を貼ることによって日光を遮断し、草を抑制する効果もあります。

 その後、水面の高さを苗の成長を見ながら、ヒエがかぶるくらいに調整して管理します。これは、難しいです。米作りを始めたばかりの頃、深水管理と言うことでたくさん水を入れていたら、しっかり根付いていない苗が弱ってしまい、ヒョロヒョロになってしましました。

 

農家は、1日3回田んぼの水を見にいきます。そして、苗の様子を見ながら、水の管理をし、草の生え具合を見ます。

 田んぼのまわりの「江」には、たくさんのオタマジャクシが泳ぎ回っています。中に、静かにたたずんでいるのは、きっとクロサンショウウオでしょう。オタマジャクシよりスマートで泳ぎ方が優雅です。

 田んぼの帰りに、近所で煙が上がっているので寄り道してみたら、昔ながらの鍋で野ぶきをゆでている最中でした。「これが世界農業遺産や!」とか鍋のそばで言っていました。野ぶきは、ゆでた後、塩漬けにして保存します。お祭りやお正月の煮物には、かかせないごちそうとなります。最近は、こうした風景もだんだん見かけなくなりました。

 こんな日常の営みが、世界農業遺産となっていることは確かだと思います。のどかな能登の里山の生活です。

 

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