はじめましてっ!「山田のいちばん星」です。2009年から販売させていただいています。  農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
あきちゃんの栽培日記

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きらら通信 :223
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2015年04月17日

本日、コシヒカリの種まき作業をしました。

   

 

    土は有機育苗用の土です。

 

 

 30度くらいのぬるま湯で浸かっていた種からは、小さな芽がのぞいています。

毎年、大活躍の播種機で播きます。ハンドルを回しながら初めのボックスで種が落ちてきて、次のボックスで覆土がパラパラ落ちてきます。

         

人力ですが、200枚くらいの苗箱だったら、ちょうどいいくらいです。とても便利な道具です。

例年のことなので、スムーズに作業が進みます。

218枚を種まきして、苗箱をプールに並べます。

 

並べ終えて、苗箱の上に不織布を掛けようとしたところ、なんと去年の不織布が見当たらない!

どうしようと思ったけれど、あっちこっち探しまわったあげく、野菜栽培用の不織布で代用することに決定。

ハプニングはありましたが、午前中で種まきは完了。

これからは、温度管理しながら、芽が成長してくれるのを待ちます。

苗が基本なので丈夫な苗に育ってくれることを祈ります。

 

2015年04月13日

長い長い冬が終わり、能登町当目でも桜のつぼみが膨らんできました。

1週間くらい花冷えの日が続いていました。今日もちょっと肌寒いです。

それでも4月半ばとなれば、春の農作業開始です。あちらこちらから、トラクターや草刈り機の音が聞こえてきます。

駒寄農場でも3月10日から種もみを1ヵ月間冷水に浸けてきました。

 

    

今月9日に水からあげて、11日には酢水に漬け込みました。

    

 

無消毒の種もみを使用するので、有機栽培の私たちは酢で消毒です。

24時間浸けてから、陰干しします。

種まきは、今週後半の予定です。

それまでに苗箱に土を入れ、苗箱を並べるプールを作ります。

今年もいよいよ本格的に農作業が始まりました。

毎年同じ作業の繰り返しですが、この繰り返しに大きな意味があると思います。

今年もおいしいお米を作りたい、お客様に食べていただきたいという気持ちで取り組んでいきたいと思います。がんばりま~す!

2015年03月09日

3月に入り、日差しの届く日は暖かさを感じるようになってきました。

紅梅が咲き始め、能登にもいよいよ春の訪れかなと思います。

田んぼの雪はすっかり消えました。種もみを水に漬け込む日も近いです。

そんな中、毎年恒例となりました中島町の鈴木さんのところへ行ってきました。

お決まりの「海」さんで中島名産のカキをいただいた後、外(ソデと読みます)地区へ行きました。

ここの田んぼには、「ソデグロヅル」が1羽だけシベリアから飛来して冬の間、棲んでいます。

「ソデ」に「ソデグロヅル」というのも何かの縁でしょうか。見たところ、真っ白な姿ですが、羽を広げると黒い部分があるので、この名前らしいです。主にシベリアに棲んでいて世界でも数少ない貴重な鳥だそうです。

  写真を撮りたかったのですが、ツルのために遠くから観察するようにバリケードがしてありました。「ソデ」地区の区長さんの配慮だそうです。バリケードには、「ソデグロヅル」からのメッセージが書いてありました。

  区長さんはやさしい方ですね。なんでもツルのそばで1時間くらい寝そべって会話をしたそうです。それできっとツルの気持ちがわかったんですね。やさしい区長さんのおかげでツルは気持ち良さそうに田んぼを突っついていました。

 

 その後、「遊帆」さんでおいしいコーヒーと紅茶とデザートをいただいて、鈴木さん夫妻と地域の話や農業の話題で楽しく、すごさせていただきました。

「遊帆」さんはリニューアルされていて、薪ストーブがおいてありました。よりあったかい雰囲気になっていました。

 

 

 

2015年02月21日

2月も後半になりました。今日は春?と思わせる良い天気です。

田んぼの雪もすっかり融けて、水もたっぷりになりました。

    今朝は放射冷却で薄氷が張っています。

  この景色を見ると春が来たなと思います。農作業の始まりも近いようです。

 

 

 

今日は、うちのすぐ近くにある「ともしび庵」でランチをいただいてきました。

 

   

 

去年オープンした薬膳料理をいただける古民家です。

メインは、練炭コンロでその場で揚げてくれる天ぷらでした。揚げたてをいただくので、すごくおいしいです。天ぷらの下に敷いてあるクマザサは解毒作用があって、これも薬膳だそうです。

 

     

 

 

 

    カラフルなパプリカの酢の物には、花ザンショウが効かせてあって、香りもいいし、さわやかな味わいです。

 

 

歩いていける距離にある「ともしび庵」。この地域のともしびになってくれそうです。

2015年02月03日

昨夜、郵便局の方が届けてくれた小包。送ってくださったのは、中島町の鈴木さんです。

ふきのとうやせり等春の香りがいっぱいつまった小包でした。

     

 

同じ能登半島でも、海沿いの中島町では雪は全く無くなっているのですが、私たちの暮らす当目はまだまだ田んぼも雪に覆われています。

ふきのとうもせりもまだ雪の下で眠っています。

おいしい春をいただいたので、今日は天ぷらやおひたしでいただきます。あと、ふきのとうの味噌も作ります。一足早い春をいただく幸せに感謝です。

13日から七尾市の能登共栄信用金庫本店にて鈴木さんの版画展が開催されるそうです。

2015年01月22日

大寒なのに雪が全く降らず、うれしいけど不思議な感じの毎日です。

19日、ブルーベリーのお仲間でプチツアーに行ってきました。

まずは、かほく市でハーブを栽培していらっしゃる「PAYZAN」さんへ。「PAYZAN」はフランス語で農夫という意味だそうです。

    

お店のドアを開けるとハーブのい~い香りがします。思わず、「うわぁ~」ってなりますよ。

オーナーの俵さんは14年前からここでハーブを栽培していらっしゃいます。

 

  ハーブティーをいただきました。たんぽぽ+ジンジャー+リコリス…ほのかな甘みが後からきます。幸せ気分です。

 

 

  一番人気のハーブティーは「乙女の休日」という名前です。名前聞いたら一度は飲んでみたくなりますよね。マリーゴールド+ヤロウ+レモンバーベナ+陳皮+なつめです。癒し効果抜群です。

 

        

ランチタイムは片町だけど武家屋敷のすぐそばの閑静な場所にあるフレンチレストラン「tawara」でフレンチのコースをいただきました。ここは、「PAYZAN」のオーナー俵さんの息子さんのお店です。

        

なので、おしぼりからハーブの香りがしてうれしくなります。

お料理はすべて目の前で調理、パンやデザートもみんな出来たてをいただきます。おいしい!!特別にお願いしてブルーベリーを使ったお料理を作っていただきましたが、みんなきれいな色!ハーブもたくさん使われていてもちろんおいしい!

      

 

      

 

      

 

 

またまた幸せ気分です。

みんな大満足のプチツアーでした。また行きた~い!

2015年01月14日

今日は放射冷却でガリガリに凍っていますが、青空が広がり貴重な晴れ間です。

 今朝しいたけを収穫しました。まだ、本格的なシーズンではなくてちょっと小さめです。

 

 

 直径10cm未満でブランドしいたけ「のとてまり」にはならず、「のと115」としてかわいい箱に6玉、8玉詰めて出荷しました。

      

 

この「のと115」は大きさもさることながら、何と言っても肉厚です。厚み1cm以上もあります。煮ても焼いてもジューシーで、歯ごたえがあります。

 

      

 

素焼きで能登の天然塩をちょっと付けて食べるのが私は一番好きです。

冬は雪に覆われているので、農作物の収穫ができません。そこで、しいたけは貴重な存在です。

このしいたけはJA経由で市場へ出荷します。セリにかかり、いくらの値がつくのかどなたが買ってくれるのか、気になるところです。

本日、水稲の育苗用の床土を注文しました。有機の土はなかなか無いので、新潟から取り寄せています。

季節は冬真っ最中ですが、少しづつ春の準備です。

2015年01月05日

明けましておめでとうございます。

 

    

 

2015年1月5日 本日より仕事始めです。今日は仕事始めにふさわしく青空が広がっています。

     

田んぼに積もった雪も少しずつ融け始めています。

元旦から3日にかけて、雪が降り恒例の除雪作業が午前3時から始まり、あわただしい年明けとなりましたが、年頭から仕事ができるというのもありがたいことだと思います。

今年も元気に働いておいしいお米を作るということなのかなと思います。がんばろう!

お正月の我が家は、次男が大阪から3日間帰省していて、故郷のご飯がおいしいのか3杯おかわりして食べていました。私たち3人家族で普段食べる量の2倍を炊いていました。

もりもり食べる様子は見ていて気持ちいいです。おかずはいつもの我が家の味で、お腹いっぱい食べて帰って行きました。

今日の仕事は、お米の発送から始まり、縁起がいいです。

今年も豊作になりますように、自然の恵みでおいしい農作物が育ちますようにと祈ります。

明日からは、しいたけ「のと115」の出荷が始まります。

大きな「のとてまり」があったら、写真載せますね。

 

2014年12月26日

今日でいよいよ今年の仕事納めとなります。

あっという間の一年でした。

お米の収穫量が少なくて、お断りしたお客様もたくさんいらっしゃって、申し訳ありませんでした。

今年の反省をもとに来年は豊作になりますように、より美味しいお米を作ることができますように頑張ります。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。

来年も「山田のいちばん星」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年12月10日

今年は冬の訪れが早いです。

   週末6日、7日には20cmくらい雪が積もり、除雪作業に追われました。

 

 

 

今日は久しぶりに青空が広がり、気持ちいい日になりました。

田んぼも真っ白な雪に覆われていたのですが、今日は放射冷却で凍っています。

外の景色は白なのですが、会社の中は唐辛子で真っ赤っかです。机の上も、ストーブの前も唐辛子だらけです。

      

これは、耕作放棄地の畑で栽培されたものですが、出荷前に乾燥しているところです。

この間までビニールハウスで干していたのですが、ハウスに椎茸の原木を入れたため、会社に引っ越してきました。

この赤い色を見ていると、体があったまる気がしてくるので、不思議です。匂いはあまり感じません。見た目の効果は大きいです。

お客さんが来ると、みなさん「すごい量の唐辛子やね。」と言います。

そうなんです。耕作放棄地では、イノシシがたくさんいるので唐辛子以外の作物はみんな食べられてしまうんです。

この真っ赤な唐辛子は、間もなく出荷され「なんば味噌」に加工されて食卓にのぼることと思います。「なんば味噌」はピリッと辛いけれど美味しいです。

 

 

2014年11月20日

      

 

今朝、外へ出て見ると当たり一面が霜で真っ白でした!

   

おまけに冬水田んぼには、うっすらと氷が張っています。まだ咲いている菊の花も凍りついています。

      

もう、こんな季節?

防寒着を着こんでブルーベリーの剪定作業に行きました。日中はだんだん陽が射して暖かくなってきました。お日さまがありがたいこと!

剪定作業と同時にブルーベリーの雪囲いもしてもらいます。雪がたくさん積もるので、枝折れ予防のためです。

作業を終えて、夕方帰宅する頃になると畑の下にウリボウが一匹現れるそうです。私はまだお目にかかってないのですが、遅く帰る人は毎日見るそうです。

一匹だけなので、親からはぐれてしまったのかもしれないと想像しています。

着々と冬支度が進められています。

ウリボウも一人で冬支度をするのかな。

 

2014年10月29日

朝はすごく寒かったけれど、日中は青空が広がり気持ちいい日になりました。

   田んぼは、先週から米ぬかと堆肥を撒き、トラクターで耕す作業をしてきました。

   そして、耕したところから水を入れています。冬水田んぼで春まで水を溜めておきます。

 

田んぼに青空と白い雲が映って、いい景色です。

   

 

もう冬じたくで、これで田んぼの作業は終わりです。

山の田んぼでは、イノシシに畔をあっちこっち壊されているそうです。

畔の中の虫とかモグラとかを探したのでしょうか?

田んぼに水をはることによって、微生物クンたちに稲わらを分解してもらい生き物の棲みやすい環境を作っています。生き物といっしょに作る米作りです。

が、イノシシは想定外です。山にとどまっていてくれないでしょうかね。

 

 

さて、水をはった田んぼに今年も来てくれました。真っ白なダイサギです。

悠々と水の中を歩きながらクチバシで何かをついばんでいます。去年より身長が伸び、大きくなっているので、去年とは別のダイサギなのか、それとも成長したのかわかりませんが、ようこそです。おいしいものはありましたか?

        

2014年10月16日

豪雪地帯の能登にはイノシシは棲めない。それが常識でした。

でも、ここ2,3年のうちにあっちこっちでイノシシの目撃情報が聞かれるようになりました。

そして、山の近くの田んぼや畑では時々イノシシが出没し、穴だらけにするようになりました。

そのあげく、イノシシの親子連れが道路を横断していたとか、車が通っても逃げないとか言われるようになりました。

私たちの「山田」も例外ではなく、大きな被害こそ無かったものの、オーナーさんと稲刈りが終わるまでは、毎日ヒヤヒヤしていました。一度、田んぼに現れたこともあって、人の姿を見てあわてて山の方へ逃げて行ったらしいです。

さて、そんな中当目地区でも、ほとんどの田んぼで稲刈りが終わりました。

地域で米のブランド化をめざす「夢を語る会」では、石川県立大学の学生援農隊あぐりの皆さんと販売方法について意見交換会をおこないました。ホームページの開設やパンフレットについて学生側から的確なアドバイスをもらいました。

         

その後、廃校になった小学校の体育館を改装したお米の乾燥処理施設でイノシシ鍋とバーベキューで交流会です。ついに出ましたイノシシ肉!

          

と、ここまできて準備中の写真しかないのは、私が急用で途中抜けてしまったからです。きっと、おいしかったことと思います。(私にはまだイノシシを食す覚悟ができていませんが、いつの日か味わうことがあるのでしょうか?)

       

山里の環境も変わりつつあります。農業も変わりつつあります。幸いにも、当目地区では自分たちの手で地域農業を守って行こうという人たちがいて、それに協力してくれる人たちもいます。

がんばりましょう!!

 

2014年10月06日

10月4日前夜に降った雨でぬかるむ田んぼでオーナーさんと恒例の稲刈りをしました。

     

午前中は鎌で稲を刈る作業です。

田んぼが軟らかいので、長靴がはまり転ばないように気をつけて刈っていきます。

   

お昼ごはんに新米おにぎりを食べていると、雨がポツポツ降ってきました。

みんなで空を眺めながら、しばし雨宿りです。

楽しくおしゃべりしている間に雨もあがったので、午後の作業開始。

 

    午後は、昔使っていた足踏み式の脱穀機で稲穂を落とす作業です。

 

 

 

片足で踏みながら、回転するローラー部分に稲束を差し出して稲穂を落とします。

ローラーが回転するとビューン!ビューン!と迫力ある音がしますが、足を離すと回転は止まるので自分のペースで出来る道具です。

      

オーナーさんもすぐに慣れて、回転数を上げたり稲穂の落ち具合を確認しあいながら楽しく作業ができました。

      

途中、話をしたり笑ったりという間があります。

小さい田んぼで自分用に少量のお米を作っていたら、こういうのは楽しいなと思います。

    ← これが稲穂を落とした後です。きれいに取れています。

これがコンバインだと会話をする間もなく、あっという間に作業が終わります。人が機械のスピードについていくのにヒッシです。便利さはいいけれどなんだか物足りない気もします。

今年の「山田」は草も少なくてきれいなお米が採れました。

オーナーの皆様、お米になりましたら、順次発送しますのでしばらくお待ちくださいね。

 

2014年09月24日

    22日、23日 ついにこの日が来た!

  そうです。稲刈りです。

  5月に田植えをして約4カ月、すくすくと成長しましたが、除草剤を全く使わないのでコナギを中心に雑草もすくすく成長しました。

   今年は除草のタイミングがずれてしまったらしいです。難しいですね。

 

去年はお盆頃から中干しをし、コナギが消えてくれたんですが今年はそう甘くありませんでした。

ただ、駒寄地区に5枚ある田んぼのうち、1枚だけ社員全員で人力除草をした田んぼは草の量も少なく、稲穂も大きくなっていたので、人の力ってすごいなと思いました。

田んぼは畔から眺めていただけでは、わかりません。よくわかりました。

               

 

 

 

26日に籾摺りを行います。袋がいくつできるか、ものすご~く気になるところです。

 

 

鎌でフウフウ言いながら、稲を刈っていたらお隣の駐在所から金木犀のいい香りがしました。

もう、そんな季節なんだなと。

2014年09月19日

秋晴れのさわやかな日が続いています。

近所では、稲刈りがいよいよ始まりました。

私たちも来週22日に駒寄米の稲刈りを始めます。

さて、これは廃校になった旧当目小学校の体育館です。

 

長い間使われずにいましたが、今年、地域の「夢を語る会」が中心となってここにライスセンターを作りました。

地元の農家で使われなくなった乾燥機が4台設置され、もみすり機や色彩選別機も入る予定です。

体育館なので、中は十分に広いです。

乾燥機もうちのより立派で新しそうです。

モミを入れる装置も手作りしたそうです。

ここは、有料ですが誰でも利用できます。

この場所を地域の人が共同で利用することによって、頑張って米作りを続けていけるようにと願っています。

また、「夢を語る会」では当目のブランド米の販売にも取り組んでいます。

こうして農家が自分の田んぼは自分で作るぞと頑張ってくれるといいなと思います。

そして地域で助け合う地域本来の姿を失うことなく、生活できるようにと願います。

おまけですが、私たちはJAS有機米なので、自分のところで乾燥、もみすり、色選を行います。

来週は忙しくなりますよ!

2014年09月08日

 

 

   朝晩すっかり涼しくなり、まわりの風景も秋らしくなってきました。

 

 

田んぼの稲も昼と夜の寒暖差で黄金色になってきています。

近所でもコンバインの音が聞こえています。

駒寄地区の田んぼも今月末には稲刈りができそうです。

オーナーさんの「山田」はまだまだ緑が濃いので、10月になりそうです。予定が決まりましたら、ご案内させていただきますね。

 

今年は、ヒエは少なかったのですが、コナギにやられました!

来年は何か対策を考えなくてはと思っていますが、コナギはヒエより強敵でネットで調べても、効果的な対策が見受けられません。どなたか教えてください。

長い間愛用していたデジカメがピンボケするようになり、新しいカメラを購入しました。写真が鮮明になった気がしますが、あとはカメラマンの技術ですよね。

        

この季節になると、地域でのお祭りが連日のようにあります。小さな集落で高齢化が進む中、地域の一大イベントを維持していくために力を合わせ頑張っています。

我が家は27日がお祭りです。

御神輿と能登の名物「キリコ」を若者?が担ぎます。各家では、「よばれ」と言ってごちそうを作ってお客様をご招待します。さらに招待されない人も誰でも参加OKなので、まさに無礼講です。

一日だけ村がにぎやかになります。

 

2014年08月28日

8月も終わりに近づき、ずいぶんと涼しくなりました。山間地の当目ではもう秋の気配です。冷たいお茶より暖かい紅茶の方が欲しくなります。

田んぼの稲穂も少しづつ膨らんできています。稲刈りまであと1カ月ほど、コナギに負けないで頑張ってほしいと願っています。

 

       

 

27日、「当目夢を語る会」で中能登町にあります「いまい農場」さんへ視察に行ってきました。今井さんは、生物多様性に配慮した環境保全型農業に早くから取り組んで来られました。特別栽培米、JAS有機米を18haも栽培していて、地域の小学生といっしょに生き物調査に取り組んでいます。

 

私たちのめざす農業の大先輩です。

 

広い作業場で効率よく工夫された設備を見学させていただいたり、販路開拓のお話を聞かせていただいたりとたいへん参考になりました。

何より、今井さんのお米作りへのこだわりと真摯な姿勢に近づけるように頑張らなくてはと思います。

 

 

さっそく来週から毎年恒例のヒエ刈りを始めます。今年は、例年より少ないので楽勝かなと思っているのですが、どうでしょうか。

最近、ツバメが電線に数十羽とまっている光景をよく見ます。寒くなってきたので、そろそろ旅立ちの相談でもしているのでしょう。時々田んぼを低空飛行していますが、虫を捕ってくれているのかなと思います。いよいよ秋ですね。

 

 

2014年08月12日

 台風が去ってから、なんだか涼しい日が続いています。

 もう秋かなと思うくらいで、夜はタオルケットでは心細くて夏用布団がちょうどいいくらいです。このまま秋に突入するはずはないと思いますが、涼しいです。

 さて、田んぼではもう穂が出ていて、白い花も付いています。この時期は、田んぼに入ると花が落ちるので、入ったらいけないと言います。

         

 稲穂を見ると、種まきをしてからの時間の経過に驚かされます。あっという間に稲穂?

 そう言えば、ブルーベリーも晩生のラビット系の収穫に変わっています。ラビットの収穫は1週間に1回くらいでないと完熟の実が採れないので、会社にいる時間が増えました。

 栽培する作物の特性に合った育て方が必要なんですね。

 田んぼを乾かしてコナギをやっつけようと作戦を立てたのに、毎日梅雨のようにドンヨリのお天気で相変わらず、コナギが元気です。

        

 明日から、お盆休みです。お盆が明けたらコナギが消えててくれるといいんですけどね。今年はヒエが不思議と無いんです。もちろん除草剤は使っていません。

 お盆には帰省する人たちで村の中もにぎやかになります。

 我が家も二男が帰省の予定です。

 みなさんお盆休み楽しんでくださいね。

 

2014年07月31日

長い間、ご無沙汰しておりました。

1か月くらいブルーベリーの収穫作業に追われていました。

今年は豊作でたくさんの収穫があり、おかげさまで全国の皆様から「おいしい」というお声をたくさんいただきまして、暑い中頑張った甲斐もありました。

農家にとっては、おいしいの声は何よりの喜びです。ありがとうございました。

早生の収穫が終わり、晩生のラビットアイの収穫までしばらくの合間があります。

 

   久しぶりに田んぼを見ると、苗はズンズン伸びています。

 

 

 

 

   そして、その脇にコナギがたくさん繁殖しています。コナギは水が大好きなので、ヒエ防止のため深水管理をしていたところ、今度はコナギが繁殖しました。

     

今は、田んぼの水を切ってコナギが枯れてくれるのを待っている状態です。去年はこれで、コナギが消えたので、今年もそれを期待しています。

   

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