はじめましてっ!「山田のいちばん星」です。2009年から販売させていただいています。  農薬・化学肥料は一切使用しておりません。
あきちゃんの栽培日記

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きらら通信 :223
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2014年06月23日

田植えをしてから、あっという間に20日が過ぎ、稲株も背が伸びて分けつしてきました。

そして、恒例のヒエも生えてきました。

除草機の出番です!

      

 

毎年のことですが、御苦労さまです。ありがとう!!

除草機の後から、米ぬかをまきます。今年はダンゴ状態にしてまきました。粉のままだと風で飛ばされるので、ダンゴにして投げ込みます。

そして、なんと!除草機で取りきれなかったヒエを人力除草しました。

ついに来たか!!

 社員8人で、田んぼに入ります。田んぼ用の長い長靴を履き、稲株のまわりの草を手で掻きとり、土の中に埋め込みます。腰をまげて中腰の姿勢なので太ももの後ろあたりが痛くなってきます。

 初めのうちは、にぎやかにおしゃべりしながら草を取っていくのですが、10時にジュースを飲んだ頃からだんだん静かになっていきます。そのうち、「ふう~」とか「はあ~」という声が聞こえるようになります。

 

田んぼの作業の中で、一番きつい作業です。

でも、後ろを振り向くと草を取った後は一目瞭然!きれいになっています。なので、一歩、一歩田んぼの泥の中を進むのです。

この田んぼは3年目の田んぼですが、1年目とは土の様子がすっかり変わっていました。1年目はザラザラした土だったのですが、今年は、トロトロに近くなっていました。手を入れてみて初めてわかることです。

社員のみんな、お疲れ様でした。

 

 

 

 

2014年06月07日

5月31日 晴天 山の田んぼでオーナーさんと田植え作業をおこないました。

オーナーさんももう、すっかり慣れたもので作業もはかどります。

 

      

 

この田んぼは、農薬を使わなくなって5年が経ちます。田んぼにはいろいろな生き物が棲むようになりました。オタマジャクシは例年多いのですが、ヒルまで増えてきています。

私が子供の頃には、どこの田んぼにもいて足とかにくっついて困ったものです。どういうわけかヒルのことを「ヘババ」と呼称していました。意味不明です。

そのヒルが最近はあまり見かけなくなったのに、自然な環境がいいのか増えてきているので、これは喜ぶべきことなのでしょうね?

 

 

さて、作業終了後はお決まりの「ほう葉めし」の昼食です。

恒例の煮物もありますよ。

   

ご飯を食べながら、オーナーさんと懐かしい話や今の地域のことなどいろいろ話ができて、楽しいひとときでした。

帰り際にオーナーさんから「今日は楽しかったです。」と言われ、とてもありがたくなりました。

稲刈りまで、しっかり管理して大切に育てます。

 

 

2014年05月28日

 新緑がやわらかい色合いからだんだん力強い緑に変わりつつあります。

 苗も例年のとおり、ローラーに転がされながら、どっしりスクスク成長しました。水の管理やハウスの温度管理、風の調整などみんなの協力のおかげで今年は、今までで一番立派な苗になりました。

      

 

そして、27日駒寄地区の田んぼで「駒寄米」の田植えを行いました。

田植え作業は、委託で3年前からお願いしています。8条植えの田植え機であっという間に植えていくので、苗を渡す作業の方が忙しいくらいです。

   

 

田植え前の田んぼでは、カモメが3羽いて何かを食べています。オタマジャクシかな?

海からは遠いのに、こんな光景もめずらしくなくなりました。

 

   

 

さて、オーナーさんとの田植えは31日です。当日参加もOKですので、参加お待ちしています!

 

 

22日、23日と東京へ行ってきました。

目的は、ビッグサイトで開催される「国際食品素材/添加物展」視察です。ともかく広い会場にたくさんの展示ブースがあり、あれもこれも見たいもの、試食したいものだらけでした。

    

お米関係で目を引いたのは、秋田こまちの米粉を使ったジェラート。ふんわりお米の味がして、やさしい甘さでおいしいのです。

何でも自然な状態が一番おいしいと思っていましたが、この会場でいろんな食材を見て、素材の味をそのまま生かす技術が研究され、進歩していることにびっくりしました。

これからの農業を考えるうえで、すごく参考になる視察でした。

そして、3年ぶりの東京はやっぱりすごい!!

何がって?何もかも!大都会満喫して帰ってきました。

2014年05月08日

4月24日の種まきして2週間経ったお米の苗です。

 

    

 

やわらかな緑色が少し濃くなってきました。長さも伸びて7~8センチくらいあるでしょうか。まだ、細くて繊細な苗ですが、だんだん太く丈夫な苗になっていきます。

プールのシートに小さな穴が空いているらしく、自然に水漏れがするので水管理に注意しています。

近所では、田植えが終わったところや田植え中のところもありますが、私たちの田植えはまだまだ先。じっくり苗を育てます。

 

 

ビニールハウスの横では、さくらんぼの「暖地桜桃」が小さな実をいっぱいつけて風に揺れています。今年も鳥さんと取り合いっこしながら食べることになりそうです。

 

 

 

26日に種まきした唐辛子が芽を出し始めました。なかなか芽が出なかったので、待ち遠しかったのがやっと数個出てくれました。こちらは、耕作放棄地の畑に植える予定です。

   

この小さな芽がやがてあの辛~い唐辛子になるのかと思うと不思議な気がします。

2014年05月01日

種まき7日目、苗箱を覆っていたシートを外しました。

今年は、どの箱もきれいに揃って生えています。

   

やわらかい緑色が新鮮です。

プールに水を今までより多めに入れてすべての箱が水に浸るようにしました。

田植えまで1カ月程、この状態で育てます。ハウスの温度管理が重要な任務なので、一日に何回もハウスへ行きます。赤ちゃんを育てるようにスクスクと育つように祈るばかりです。

 

 

田んぼでは、トラクターでの代掻きが始まっています。

   

田植え1カ月前に深く起こして、土中の草をどんどん生やします。そのうえで、田植え直前にもう一度代掻きしてその草を土中に埋め込んでしまいます。

今年はこれで除草に挑戦してみます。

 

 

今日はカエルの鳴き声がすごいです。大合唱が始まりました。生きものいっぱいの田んぼはにぎやかです。

2014年04月28日

暖かい好天が続いています。

山の木の枝にも若葉がのぞき始めています。

   私たちの種まきした苗もシートの下で、芽がのぞき始めました。

   24日に種まきして、26日には白っぽい1センチくらいの芽が出ていましたが、今日28日には、もう緑色で2センチくらいになっていました!

 

 

 

   ビニールハウスのおかげで朝晩の冷え込みも少なく、日中は窓を開けないと暑くていられないくらいになります。まもなく、シートを外して日光に当たることができるようになります。

温度管理をしっかりして、丈夫な苗を育てます。

 

 

 

この間、ブルーベリー畑に行きました。たくさん付いた花芽を少し落とす作業です。

作業をしていると、ちょうちょや名前の分からない小さな虫がブンブン飛んでいます。

昨年は、春先の寒さでミツバチが少なくて受粉がうまくいかず、収穫量が減少したと言います。

今年はハチが来てくれるかなという声を耳にしますが、ここでちょっと思うんですよね。ハチだけ集めようというのは無理があります。いろんな虫がいるような環境があってこそ、ハチもきてくれるのではないでしょうか。

駒寄農場のブルーベリー園は、今大きく伸びたふきのとうやたんぽぽも、名前も知らない草も花盛りです。ハチはまだ少ないですが、もう少し温度があがり、ブルーベリーの花が開く頃にはたくさん来てくれると思います。

当たり前のことですが、植物にも昆虫にも人にも自然な環境が一番だと思います。

 

 

 

2014年04月24日

4月22日 苗箱に土入れをしました。

土はJAS有機用の無肥料の土です。上野さんのアイディアで軽トラの荷台に土を載せて作業をすると、腰が痛くならなくて便利です。

   

  

昨年同様に280箱土を入れました。

   

 

24日 いよいよ種まきです。

種は芽出しされていて、白い芽が2~3ミリ伸びています。

 

 

 手動式の種まき機は、毎年大活躍です。

 ハンドルを回すと、ベルトコンベアーが動き、まず種もみが落ちてきて、その後土が落ちてきます。

 種もみや土の量を調整することもできるので、ハンドルを回しながら種もみが均一になっているか、量の加減がどうかみます。

 

すべて機械まかせではなく、人間と機械の共同作業のような感じです。私たちの規模の農家には、このくらいのマシンがちょうど良くて仲間みたいな機械です。

 

苗箱280枚は、プールに並べられ、しばらくシートに覆われて芽が伸びるのを待ちます。

暖かい日が続いているので、早く伸びるのではないかと思います。

今日の作業は、息の合った(?)3人で頑張って午前中で終了です。

        

 

 

2014年04月14日

4月は、お天気の良い日が続いています。朝晩の冷え込みは相変わらずで、朝は冬と同じように温風ヒーターやエアコンをつけていますが、日中は春らしく暖かくなってきました。

 

 

 枝垂れ桃の花がちょうど満開です。濃いピンクと白が華やかです。

 

 

 さて、約1ヵ月間水に浸かっていた種もみを一旦、水切りをして、酢水に一日浸ける作業をしました。農薬を一切使わないので、種もみを病気から守るために酢を利用します。普通に酢の物に利用する穀物酢です。

 

                     

 

私たちも酢の物をたくさん食べた方がいいのでしょうね。これから、山菜も採れるので、うどやワラビの酢の物とか食べたらおいしいですね。

暖かくなると農作業も忙しくなります。種まきの準備に苗箱に土入れをしたり、ハウスでプールの準備もします。いよいよ本格的に活動開始です!

2014年04月05日

桜の便りが県内でも聞かれるようになりましたが、当目は今朝はうっすらと雪化粧でした。今日、明日は寒いらしいです。

このところ、1週間くらいブルーベリーの雪囲いはずしと剪定作業に行っていました。

幸いにもお天気が良くて、山に囲まれたブルーベリー園は気持ちよかったですよ。

一人でいる日も何日かあり、ブルーベリーの木の成長や花芽の付き具合などみながら剪定していると、時々「パキッ」という音が山から聞こえてきます。

何の音でしょうか?うわさのイノシシかと周りを見渡してみますが、何も見えず。また、しばらくすると「パキッ」という音がします。木に残った枯れ葉が落ちる音かなとも思ってみるのですが、そうなのかな?

イノシシだったら、「ガサッガサッ」って音がすると思うのです。山の木が乾燥して音がするのかな。分からないまま、何日も音を聞いて過ごしました。

何の音かわかりませんが、きっと山が生きている音だろうと思います。春になって息づき始めた音かなと勝手に思います。

ブルーベリー畑では、ふきのとうが花ざかりです。暖かい日はそのまわりにミツバチが飛んでいます。ふきは根が長くてやっかいな草ですが、今は大事な役割を果たしてくれています。草があるからこそ、ハチも飛んでくるのです。自然の恵みはありがたいです。

 

最後に、「山田」へ行ってみたら、「江」の中に今年も見つけました。

クロサンショウウオの卵です。

小さなオタマジャクシもいっぱいいましたよ。

2014年03月31日

~増税に伴う送料の変更について

 

 4月1日より、消費税増税に伴い送料を変更させていただきます。なにとぞご理解いただきたく、お願い申し上げます。

5kg:全国一律 \600

10kg:全国一律 \800

30kg:全国一律 \1,100

 

 

2014年03月21日

今日は春分の日。

冬から春へと変わっていくのを惜しむように、冷たい風が吹き、雪もちらちら降っています。

明日から徐々にお天気回復とのことなので、今日1日は辛抱するしかないですね。

先日漬け込んだ種もみは、冷水の中浸っています。腐敗防止のため3日に一度くらい水を替えます。

 

18日に能登町松波にある横井商店へ行ってきました。横井さんは、米と大麦を主原料に昔ながらの製法で手作りの飴を作っています。

砂糖は全く使っていないのに、ほんのりと甘い飴です。やわらかめのきな粉飴はいくつでも食べられそうです。手間ひまかけて鍋で煮詰めてつくる飴には、作り手の気持ちが込められていて食べる人にも伝わってきます。

横井さんから貴重なものをいただきました。

それは、ブルーベリーの実を米飴(固形ではないじろ飴)に漬け込んで3年が経過したものです。一口食べてみると、ほんのり上品な甘さにブルーベリーの味がふんわりとします。中のブルーベリーは、やや水分が抜けているけれど、形はしっかりと原型をとどめています。

横井さんによると、最初は飴がブルーベリーの水分を吸収するのですが、そのうち今度はブルーベリーが飴の水分を吸収し、相互に行ったり来たりを繰り返し、調和のとれた味になるそうです。

このおいしさは、3年という長い時間をかけて出来上がったものです。貴重な味です。

横井さんは、「時が作り出す味」というステキな言葉を教えてくれました。おいしくなるまで待つこと。プロセスを楽しむこと。今では忘れられがちですよね。

私たちはついつい賞味期限を気にしますが、忘れて置きっぱなしになっていたものから偶然に美味しいものが発見されることもあると言います。

横井さんの話を聞いて、忘れてしまっていた大切なことが心に戻ってきたような気がします。

2014年03月17日

暖かい春の陽気です。

午後からは、エアコンもOFFにしました。

そして、いよいよ種もみを冷水に漬ける作業開始です。

 

 

今日から約1ヵ月間、大きな桶の中で冷水に漬けられます。

 

 

冷水にするために、雪の固まりを入れます。例年なら、まだまだ雪があちらこちらに残っているのですが、今年は雪が少ないので、日陰で探して来ました。

     

さあ、今年の米作り作業第一弾です。この種もみからたくさんのお米がとれるのですから、不思議な気もします。今年もおいしいお米作りますよ!

 

昨日は、当目地区「夢を語る会」で仁行和紙の遠見さんのところへ紙すきに行ってきました。

  

地区の集会場のふすまを張り替えするために、自分たちで紙すきをしようとはりきって行ったのですが、ふすまくらいの大きな和紙は、素人では難しくほとんど遠見さんがする作業を見学です。

  

 

コウゾなどを溶かした冷たい水の中へ型を入れてすくい、均等にならします。それから、布の上に広げて水切りをし、乾かして完成させます。どの作業も二人の息が合わないとうまくいきません。

 

 

完成した和紙は、地元の建具屋さんに張ってもらい、30日の地区の集会でお披露目となる予定です。集会場の部屋の雰囲気も変わるでしょうね。楽しみです。

自分たちで作ることは出来なかったけれど、「夢を語る会」の中で発案され実現したので満足です。こんな小さな地域の出来事が積み重なって「地域の力」になっていくと思います。

限界集落間近と言われる地域にも、まだまだ発展させる力はありそうです。

2014年03月13日

 3月12日、ついに春一番が吹きました。

 8日の朝は15センチくらいの積雪があり、除雪作業をしましたが、着実に春に向かっています。

 種もみを浸ける作業の準備もそろそろ始めなければと思う頃ですが、奥能登行政センターで、石川県主催の「生き物と共生する田んぼづくり」セミナーがありました。

 講師には、滋賀県高島市から「たかしま有機農法研究会」の若い農家さんが地域での取組について話してくださいました。

 活動に参加する10軒の農家のうち、6人が20代~30代の若者という何ともうらやましい話。

で も、最初はお父さん達が立ち上げた研究会で、その様子を見ながら、若い息子さん達が興味を持って参加するようになったそうです。

 

 

 

 私達も50代、60代のメンバーですが、頑張って土台作りをしていこうと思いました。

 「たかしま有機農法研究会」の取組は、技術的にもたくさん研究されていて素晴らしいのですが、特に生き物との共生に力を入れていて、魚道や亀のためのスロープなど農家自身が何度も試行錯誤を繰り返しながら、工夫をしていることです。

 そして、田んぼを稲をつくるための場だけではなく、地域の子供たちをはじめ、人々の学習、交流の場としています。また、米の流通に加えて、特産品や新商品を開発し、販売を通じて流通事業者や消費者との交流を進めています。

 駒寄農場でも、生き物いっぱいの米作りを実践してきましたが、残念ながら地域での広がりはまだまだこれからです。

 15日に「夢を語る会」の会合がありますが、これからの米作りがより具体化されていくことと思います。

 セミナーには、たくさんの参加者がありましたが、こういったセミナーに参加するたびに顔見知りが増えていきます。何気なくかわす会話も楽しくて、もっともっとたくさんの人とつながっていけるといいなと思います。

 

お知らせ

今年度のお米オーナー募集を開始しました。

お申込みのFAXが届くたびに、今年も皆さんと一緒に米作りができることに感謝です。

お申込みお待ちしています。

 

2014年03月04日

 

  今朝の当目の最低気温は-4℃。水をはった田んぼは凍っています。やっと咲き始めたサザンカも白くなってしまいました。

 少し春の気配がしてきて、この間道路でカエルを見つけたのですが、あのカエルはこの寒さでびっくりして、また土の中にもぐったのでしょうか?寒いけど、今日はいいお天気になりそうなのでしばらくがまんですね。

  

 

 先日、当目地区「夢を語る会」で金沢へ行きました。お米販売店で、消費者にどういう米が求められているのか聞いてみたり、近江町市場へ行ってみたりしました。

 その中で印象に残ったのは、デパートの食料品売り場の一角に県内でもよく名前を聞くお米農家の方々がその場で精米もしてくれる量り売りをしていたところです。お米は、それぞれの農家ごとに個別にガラスケースに入れられています。昔の駄菓子屋さんを思い出しました。                お客様は、自分の好みのお米を選んで、その場で精米してもらいます。売り場にはちゃんと説明してくれる担当者がいるので、ブレンドしてもらうことも可能です。

 

 以前は、お米は農協(JA)に出荷するものだと思っていましたが、今では、こうして農家も販売力を持ち、どんどん積極的に自分で販売するようになっています。

 私達の住む当目でも、米作りを通して地域の再生への取り組みを始めようとしています。高齢化が進み、限界集落も間近と言われる地域で、今、なんとかしなければと言う気持ちで取り組みがスタートしました。

 幸いにも、県立大学の学生サークル「援農隊」も応援に来てくれます。お米を生産して売るだけではなく、地域の再生と結び付けていこうというのが目的です。

 今、当目に住む私達がやりがいのある仕事をして、元気に楽しく暮らせる地域にしていく必要があります。そうすれば、地元で暮らす後継者ができたり、都会から戻ってきて生活しようという人が増えていってくれるのではないかと期待します。

2014年02月25日

2月もあと4日となりました。田んぼの雪も少しずつ消えています。

   

 

3月になると、いよいよ種もみを冷水に浸ける作業が始まります。農作業の初仕事です。

16日に仕込んだ酵素ジュース(ポンカン&キンカン)が発酵してきました。果物のまわりに白いアワがプクプクしています。味見してみると、砂糖の甘さから柑橘類の味へと変わりつつあります。冬は温度が低いので、完成まではもうしばらく楽しみに待つことにします。

   

 

発酵といえば、先日味噌を製造販売している「新出味噌店」の新出さんから麹の発酵についてお話を聞く機会がありました。

麹の原料は「米」です。麹を発酵させて作る甘酒は、栄養価も高く、植物性なので胃酸に強く腸に届きやすいそうです。

甘酒の歴史はとても古くて古墳時代から作られていたらしいのですが、江戸時代には、夏バテ防止・疲労回復として飲まれていたそうです。「えっ!甘酒って冬のものじゃないの?」と思いましたが、昔は、温度管理が難しかったので、夏でないと発酵させにくかったのでしょうね。ブドウ糖が多く含まれているので、疲労回復にとても重宝されたそうです。

そう言えば、子供の頃、家でも作っていたと思います。自家製味噌も作っていたので、麹が大量にありました。その麹で作ったものかと思われますが、ちょっと、甘酸っぱい味だったような気がします。

新出さんによると、甘酒は温度管理が味の決め手になるそうです。最適な温度は50℃~60℃で温度が高すぎると発酵が止まってしまい、低すぎると酸っぱい味になるそうです。

専門家に聞いてみないとわからないことってたくさんありますよね。能登にもたくさんの専門家がいることと思います。もっといろいろなこと聞いてみたいものです。

 

 

2014年02月17日

  15日(土)鈴木さんのご招待で中島町へ行きました。中島町は、七尾湾に面していて冬でも雪も少ないところです。家を出る時、みぞれが降っていたのに中島町では、どこを探しても雪らしきものは、全く見当たりません!車で40分くらいの距離なのに、毎度のことながら同じ能登でも海沿いと山沿いは違いますね。

 さて、中島町と言ったら、この季節は何と言っても「カキ」です。人気のお店「海」さんへ行きました。11時前に到着したのに、店内はほぼ満席。駐車している車は圧倒的に富山ナンバーが多くてビックリ!

 鈴木さんご夫妻とカキフライ定食を食べましたが、カキがプリプリで美味しいし、カキご飯と蒸しガキもついているので、大満足!食べている途中で、後ろの席の方々が焼いていたカキの破片が飛んできて背中に直撃するというハプニングもありました。

 食後には、カフェ「遊帆」へ行きました。こちらは、タイ料理をメインにしているお店ですが、畳の間なので、家庭的な雰囲気です。シナモンカプチーノとマンゴーとお米を使ったタイのデザートを食べました。中島町でタイを味わえるなんてうれしくなりますね。いっぱいおしゃべりして帰り際に鈴木さんがお店のマスターに私のことを紹介してくれて、「お米とブルーベリーが…」なんて言いつつ、ふと見るとカウンターの隅に駒寄農場のパンフがおいてあるじゃないですか!「これです。これっ!」

 なんでも、マスターが能登町でこのパンフを見つけていい感じだったので持ってきて置いてくれてるそうです。ありがたいですね。ぜひ、実際に柳田にも来ていただきたいですね。

 鈴木さんから春を感じる赤いネコヤナギをいただき、中島町でいっぱい楽しんで帰ってきました。

 

 16日(日)フルーツ酵素第4回目、ポンカン&きんかんを仕込みました。まだまだ砂糖がいっぱいです。毎日、かき混ぜて発酵していくのが楽しみです。今度は、どんな味になるんでしょうか。

   

2014年02月10日

9日(日)、雪の能登へ滋賀県で暮らす友人が帰省しました「。なんでこの季節に帰省?」と尋ねるとこの雪景色が自分の原点なのだそうです。

 

なるほど、そうなんだ。わかる気もする。

 

いっしょにランチを食べることになり、農家民宿「ゆうか庵」さんに予約の電話を入れたら、先約ありとの返事。でも、滋賀から大切な友達がくるのでとお願いしたところ、それならと離れに食事を用意していただき、「どうぞ、ゆっくりなさってください。」との温かいお言葉。

 

囲炉裏の火を眺めて癒され、部屋に置かれた古いけど、懐かしい戸棚や飾り物に感動し、毎度のことながら、この家にぴったりの勢いのあるお花を眺めては楽しみ。

  

 

いよいよ、離れでのランチ。静かで私達だけの空間です。お料理は、温かいものは温かく出来たてを運んでいただき、どれも手作りのものばかり。もちろん、おいしい!!

 

農家民宿の話も聞かせていただきましたが、お客様とお会いするのがすごく楽しいとのこと。また、初めからこうでなくてはとの枠にとらわれずに、お客様の声を聞きながら、お客様といっしょに創り上げてきたとのことでした。

 

オーナー夫妻の熱い想いが伝わってきました。空間、食事、心、何よりのおもてなしでした。友人もすごく喜んでくれて、招待した私はさらにうれしくなりました。

 

春になったら、私もブルーベリー園や田んぼでお客様に喜んでいただけるおもてなしができるようにと田んぼに積もった雪を眺めながら思っています。

そろそろ、春が待ち遠しくなってきました。

 

 

2014年01月31日

 今日で1月も終わりです。今は、大寒の真っ最中なのですが、なんと雪がありません!朝晩の冷え込みは確かに厳しくて、昨日は田んぼの水が凍っていたのですが、今朝は暖かくて、田んぼもさざ波ができている状態です。

 

        

 

 

 

 こんなに雪が少ない年は、本当にめずらしいです。 初めのうちは、「今年は雪が無くて楽やね~」と会話していたのですが、最近では、あまりの雪の少なさにみんなが不安になり、夏の水不足を心配し始めました。

 また、逆に大雨が降るのではないかとか、地震が起きるのではないかなんて言い合っています。

 

 農業は、常に自然とともにあると改めて思い、あれほど嫌がっていた雪もそのありがたさに気付かされました。

 

 春夏秋冬、それぞれの季節があって、それぞれの天候がある。そんな当たり前のことがおいしい作物を作ってくれる。それは、人間の力ではどうにもならない自然の力です。

     

 雪道の運転は大の苦手だけど、やっぱり当たり前の冬がいいなと思ってしまいます。

2014年01月27日

1月も終わりに近づき、大寒に突入しました。

マイナス8℃の朝もあり、朝はよく凍るのですが、今年は本当に雪が少ないです。この時期にアスファルトの路面が見えているのは、とてもめずらしい光景です。除雪の電話で夜中に起きることも少なく、おかげさまでぐっすり寝ています。

 冬水田んぼも例年なら、雪がどっさり積もっているはずなのですが、今年は、ご覧の通り水が凍っています。誰か、勇気のある人はそおっと歩いてみてもいいかも…  いえ、そこまでは凍っていません。

 

 

そして、北陸にはとても貴重な青い空。北陸じゃ無いみたいですね。寒くても気持ちいいです!

 

 

 りんご&きんかんの酵素ジュースが完成しました。りんごの甘みにきんかんの味がほんのり…おいしいです。酵素ジュースの反響は想像以上に大きくて友達からも問い合わせの電話があります。皆さん、健康には気を使っているんだなと思うと同時に酵素にも興味を持っていたことにちょっと驚きです。でも、私に聞くより、きちんと先生に教えてもらうことをお勧めしています。

さて、ただ今「駒寄米」のサンプルを無料でお送りしています。一度食べてみたいなと思っていた方、ぜひ、お申込みください。そして、自然の恵みで育てた有機米を味わってみてください。

 

 

2014年01月15日

今朝、起きて台所の温風ヒーターの電源を入れたら、温度表示が0℃でした!

外気温はマイナス5℃だそうです。寒いわけですよね。

 寒に入って、今が一番寒い時期なのでこんな日が何日かあります。池も凍り、田んぼも水の取り入れ口以外は、雪が凍っています。

 

 

 子供の頃には、この凍った田んぼの上を歩くのが楽しみでした。「さらとこ」と言います。どんな字をあてるのかわかりませんが、「さらとこ」しながら学校へ行くなどと言いました。               お天気が良いと、雪がキラキラ光ってものすごくきれいなのです。

あの頃、雪も平気で食べていたんですが、今では考えられませんよね。はるか昔のお話です。

 

 さて、酵素ジュース第三弾を作っています。今回は、りんごとキンカンです。仕込んで4日目なので、まだ発酵はしていませんが、砂糖は融けてしまいました。2回目に作った柚子&レモンも爽やかな味でおいしいです。柚子とキンカンは皮ごと使えるので、風味が十分にでます。

何人かにおすそ分けしたら、大好評でした。ヨーグルトにかけたり、炭酸で割って飲むのもおいしいです。新しい楽しみが増えました。

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